自己紹介

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札幌市, 北海道, Japan
はじめまして。 北海道、札幌市で設計事務所をしています。 暮らしに最も近いものづくり「建築設計」 地域色豊かで環境的、使いやすくて長持。 そんな暮らしのデザインが大好きです。 社会の悩みを建築デザインのテーマにすると面白い! そんなことを考えながら今日もスケッチしています。建築(暮らし)のお話しあれやこれ... どうぞお楽しみ下さい。

2014年9月12日金曜日

澄川の家 現場の士気回復に向けて

さてみなさん今から前を向いて、できる事をしましょう!

●:M所長、現場保険の災害特約を確認して保険会社の担当者と至急、話し合いに入って
  ください。災害の後は保険屋が混み合います。現況を写真撮影して査定員が現場に来る
  のであれば、いち早く予約を取ってください。今を逃すと現場再開が遅れないか心配です。

●:以前発注した発注書にしたがって再度必用となる資材の在庫と納期を確認して下さい。
  大工さんは二日くらいは後片付けに掛かりますので、終り次第新たな材料が使えるように
  手配しておきましょう。これも今を逃すと材料屋が混み合います。迅速に行きましょう。

●:棟梁や大工さんへ:「豪雨と雷で、非難指示が出た中での事故なんだから不可抗力です。
  自分たちを責めないで、あの嵐の中足場に登ることなんて不可能なんだし、仮に強行して
  二次災害が起きてたら現場の再開自体が難しくなっていた。お客さんのためにもう一度気持
  ちを切り替えて行こう!(笑)」

●:建て主さまへ:「打てる手は全て打ちましたし、現場の士気も回復しています。どうぞご安心
  下さい。災害ですので誰も悪くありません。自然と向き合ったものづくりですから、時に想定外も
  生じます。むしろこんな時こそ大工さんたちを応援してあげてください。」
 
  

澄川の家 被害甚大

9/10、11と北海道の石狩地域を襲った集中豪雨は場所によっては100mm/時を越え、激しい雷とともに札幌市の全域で避難勧告が出される事態となりました。運よく西区方面は雨雲の通過ルートから外れたために大きな被害は出なかったものの、道路が冠水し一時、住宅街が孤立した南区では地盤の緩み等から二次災害も心配され、現在も南東側の空には真っ黒な雲が広がりポツポツと大粒の雨が落ちています。
実は先ほど避難地域だった南区の「澄川の家」に行って来たんですが、三重のブルーシートによる厳重な養生も空しく、屋根のグラスウールは水没。被害甚大。M所長とM棟梁は疲労の色濃く、ガックリ・・・(泣)
 
ゴミ箱には、たっぷり水を吸って使えなくなった20kg超高性能GWが山のように溢れています。1週間分の工程と資材が丸ごと水の泡となり、心折れそうに落ち込む大工さんたち。工期は10月一杯、今すぐやり直そうにも、まずは屋根をばらし、水を吸ったグラスウールを全部取り除かねばなりません・・・
さて、みなさんが監理担当建築士ならこんな時に現場の全員に、どう声を掛けますか?
 
ずぶ濡れになったグラスウール。

野地板を切断し濡れたグラスウールを取り出しているところ。

 
豪雨は気密シートの裏にも回り部分的に構造用合板を濡らしている。