2021年4月29日木曜日

畑を始めましょう!

 

春を楽しんで「家庭菜園」を始めましょう!

今年も大活躍!リョービの家庭用カルチベータ(耕運機)・・起こされた土の匂いに春が混ざっていました。

ガーデンジャパンさんから購入した畑土。

一年目から凄く野菜が育つのはお客さんのところで充分証明済み(笑)

土を作るのは大体ツツジが咲くころ・・でも苗の植え付けはまだ少し寒いかもしれない。きっと5月に入ってからですね(笑)

こちらは越冬させたパセリの苗。パセリは二年草なのでこの株は今年で終わり。パセリは写真のお馴染みのものがカーリーパセリ。この他に葉に縮れのないイタリアンパセリも植えます。生食だと味にさほどの差はありませんがドライハーブにして出来がよいのはこのカーリーパセリ。バジルと一緒にたくさん作って夏は新鮮なハーブ、冬はドライハーブにしてお客さまに配ります。
今日はラーセンフェイトンバンドなんていかが









2021年4月26日月曜日

桂岡の家Ⅱ プレカット打ち合わせ

 

4/22(木)はプレカットの打ち合わせでした。桂岡の家Ⅱは、在来工法と枠組み壁工法のハイブリッド構造。本来はヨシケンさんのオリジナル工法ですが、それを300mm断熱に対応し易いようにアレンジして使います。

プレカットを担当していただくのは株式会社エーステックさん。なんとこの工法専門のプレカット工場です。

実は私も不勉強だったのですが、北海道においては国産由来の在来軸組み工法と主にカナダ北米由来の枠組み壁工法(2×4)が長らくしのぎを削ってきました。

現在の在来軸組み工法は耐力面材の採用や金物接合、構造計算の標準化等々・・・2×4の影響を大いに受けてはいますが、名前が示す通り現場で行う工程が多く国産の木構造に分類されています。

それに対して最低限の柱と梁は従来通り現地で建てるものの、建てた柱と柱の間は2×4と同様、工場生産のパネルでスピーディーに連結して行くのが今回のハイブリッド工法です。

建て方と呼ばれる柱梁の組み立て工程が約半分に短縮され軸組み工法の自由度と枠組み壁工法の生産性と堅牢性を併せ持つ工法として今とても注目しています。

株式会社エーステック https://www.tk2430.co.jp/acetech/

今日はIZ.ONE選抜でZERO:ATTITUDE 彼女らを見ていると従来のアイドルが急速に色褪せて見えてきます。





2021年4月20日火曜日

桂岡の家Ⅱ 根切工事

本日は快晴の中「桂岡の家Ⅱ」の根切工事が始まりました。今日はとても暖かで気の早い桜のつぼみがピンクに色付いてきました。

旧国道5号線より山側に位置する敷地は基本は石原。掘るとたくさん石が出てきます。地盤は非常に良好なのでシンプルに直接基礎(杭ナシ)で家が建ちます。

写真は総掘りをしたところ。パッシブ換気と収納目的で床下をいわゆる”床の下”ではなくて暖房された室内として使うために、基礎の大きさで総掘りした地盤に水はけのよい砂利を入れてよく突き固めて均シ、防湿&断熱してから厚さ15cmのコンクリート耐圧板を打ちます。
今日は風が強く沖では白波が立っています。光の強さのせいもあると思いますが冬の憂鬱な色とは全然違って見える春の海です。居間にはこの景色を取り入れたいと思います。
反対から見るとこんな感じです。重機(ユンボ)の後ろに山のようにそびえるのがEPS断熱材。基礎立ち上がりは外断熱で160mm厚、耐圧板下は50mm厚。

基礎の周りが毎年冷たい雪解け水に触れても床下が冷たくならず結露しないように、基礎は一般的に多い外周部だけではなく耐圧板下まで断熱してしまいます。丁度船底をぐるりと断熱する要領で地盤の熱が基礎内に伝わらないようにします。

よく聞く床下の夏型結露は地盤の冷たさで冷やされた基礎のコンクリートに夏場の暑く高湿な空気が触れて起こります。解決策はシンプルに冷えたコンクリートを暖めることですが、もし断熱が無いと加温するための設備を丸々後から床下に入れねばなりません。そこで断熱と暖房熱源を最初から結露し易い床下に計画しておくのです。仮に結露したとしてもほんの少し暖房を稼働させれば結露は解決。近年のゲリラ豪雨や夏場の異常な蒸し暑さで北海道の家も冬のみならず夏場の結露対策も重要になってきています。

30数坪の小さな家でもこれだけのボリュウム。建築好きな近所のお父さんからはほぼ必ず「こんなにどこに使うの?」なんて声が聞こえてきます。

断熱好きが多い北海道の人でも想像を絶する量なのだと最近気づきました。実はこのくらいは使いませんと快適な家にはできません。一般に多い50~75mmでは全然不足。もし薄くしたいのなら断熱性能の良い高級なXPSをお薦めします。
こちらは基礎外周部立ち上がりに使う160mmです。

今日は風も気持ちいいしバンアパだね(笑)



 

2021年4月17日土曜日

桂岡の家Ⅱ 地鎮祭

 

今日は「桂岡の家Ⅱ」の地鎮祭でした。予報は雨だったのでヨシケンさんのN所長さんがテントを設置して下さいました。運よく雨には降られませんでしたが、時折日もさして穏やかな春の地鎮祭となりました。

想えば昨年から新型コロナ感染症で中々お打ち合わせが出来なかったり、前の現場が中々進まなかったりと色々ありました。

たくさんいる建築家の中から私を指名頂いた建て主さまとそのご縁に感謝して精一杯楽しい家づくりにしようと心に決めました。

宮司さんの朗々と響き渡る祝詞(ノリト)の中で自分の名前が呼ばれるとあらためて嬉しさとファイトが湧いてきました。今まで何十回も地鎮祭は経験して来たはずなのに毎回、新鮮な気持ちになります。

お二人とご家族のみなさまが玉串を奉納し柏手を打つ音を聞きながら、工事の段取りを思い浮かべました。

これから秋まで一緒に頑張るN所長。今日は準備ご苦労さま。よい家になりますようにまた一生懸命に頑張りましょう!(笑)
とても心のこもった地鎮祭を執り行っていただいた宮司さん。安全に気を付けて精一杯良い現場にいたします。本日はありがとうございます。

今日は春の日に相応しい曲・・早く桜が咲くといいのに





2021年4月10日土曜日

LED

 

これは凄い!こんなに身近に凄い電球屋さんがありました。普段から私のブログを読んでくれているというAさん、この度はお声がけいただきましてありがとうございます。

この電球・・ぜんぶLEDなのに・・ぜんぜん電球ぽっくてびっくり!エジソン球みたいに特別感のあるものがえっ?本当にLED?みたいなのもいいんですけど・・自分がいいなあ~と感じたのがこの普通感。

きっと言われないと分からないところが凄く気に入りました。

壁に付けると、壁に美しく光が映るレフ球。色は銀、金、カッパ(銅)うーんいい(笑)

今日はお忙しい中ご案内いただいたAさんに一曲贈ります。




桂岡の家Ⅱ遣り方工事

 

すっかり雪が融けた「桂岡の家Ⅱ」の敷地です。今日は丸作吉田建産㈱(以降:ヨシケンさん)のN所長に出していただいた遣り方の確認です。遣り方(ヤリカタ)とは敷地に対してどの位置に建物を建てるのか?またその際、床の高さを地盤に対してどのくらいの高さにするのか?を確認します。

既に建物位置は雪の降る前に何回も確認済み。かなりの多雪地域となる桂岡地区の冬の暮らしと敷地の中で発見した海への眺望を生かした2階居間型の間取りです。海への愛着の強い建て主さんの要望通り”海の見える家”を作りたいと思います。

敷地に対して北側となる石狩湾の眺望を最大限取り入れるためには、視界が開ける(通る)ラインを最初に見つけねばなりません。もちろん設計はその視界を居間に取り込むためにまず居間の位置が決まりそれに付属する様々な部屋やそれを結ぶ動線を整理しながら進めました。

間取りを考える際、特に大切にしていることは、あっけない程シンプルな形で敷地の魅力を生かせるか否か?要は複雑な形状でゴツゴツと凹凸のある間取りにして、やっとこさ眺望や機能が満たせるのではなく・・シンプルな直方体を敷地にスッと置いただけで後は必要なところに窓を開けるだけで美しい景色が得られる。また電信柱や通行人の好奇の視線といった方向には閉じた表情でそれらを受け流す・・・そんなことを考えます。

住まい手さんと見つけた海への眺望ライン。それを生かすためには居間をぎりぎりまで左の斜面に近づけて、なおかつテラスは斜面の上まで跳ね出して作ります。

ベージュの家を見ても分かるように眺望の反対側が南になります。また私の撮影位置が通行人の視点の高さとなりますので居間の様子が丸見えになるような窓や生活の中味が俯瞰的に見下ろされるような配置は必然的に好ましくありません。その結果、本来なら南に開いて太陽光をさんさんと・・・とはならずに南の窓は絞り気味に相成りました。

敷地を調査していると思いがけずにスッと視線が抜けるポイントを見つけることがあって思わずニヤリとしてしまいます。

いまいち・・私の言う事がピンと来ない人はぜひこの写真をどうぞ・・単に敷地といえどすべてが分譲地のようにきれいな整地状態で売っているとは限りません。(笑)

最初に行ったときは鬱蒼として背丈くらいの笹が生い茂り、敷地の中に高木が何本も立っていて、全体像は不明・・そこから敷地に何回か通って視線の抜ける道を見つけるのです。なので今は伐採&整地も完了して凄く分かり易くなった状態です。(笑)

来週はいよいよ地鎮祭。またチーム全員で精一杯家づくりを楽しみたいと思います。

今日はU2なんていかがでしょう











2021年4月7日水曜日

桂岡の家Ⅱ工事契約

 


3月28日、無事「桂岡の家Ⅱ」の工事契約が完了しました。
地鎮祭は4月半ば、いよいよ着工です。

ところで施工を担当いただく丸作吉田建産株式会社さんの打ち合わせ室ってちょっといいと思いませんか(笑)。ツーバイ材を簡素に組んだA型トラスの屋根。屋根の骨組みが見えているのは30年前にもかかわらず外張り断熱だから。

ヨシケンさんの目指す「北海道スタンダードの家づくり」をさりげなく体現する事務所です。当日は吉田社長とN所長にご対応いただきました。


工程表、重要事項説明、補助金関係、契約金額、お支払方法を確認してご契約完了。コロナの中で今まで頑張って来たので本当は乾杯したい気持ちでしたけど・・それはコロナが過ぎるまでお預け。さてみなさんよい現場に致しましょう!(笑)

この場をお借りして工事契約おめでとうございます。
ヨシケンさんしっかりお願いします!

今日はGreen Dayなんていかがでしょ?