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札幌市, 北海道, Japan
はじめまして。 北海道、札幌市で設計事務所をしています。 暮らしに最も近いものづくり「建築設計」 地域色豊かで環境的、使いやすくて長持。 そんな暮らしのデザインが大好きです。 社会の悩みを建築デザインのテーマにすると面白い! そんなことを考えながら今日もスケッチしています。建築(暮らし)のお話しあれやこれ... どうぞお楽しみ下さい。

2014年9月30日火曜日

澄川の家 本日のお客さま

 
 本日は「澄川の家」に三五工務店の工事部、設計室のみなさんが見学にお越しになりました。札幌で家づくりを考えたことがある人なら、かなりの頻度で耳にする有名工務店さんですよね~。
 
 50年以上の歴史を持ち、札幌新住協さんの古参メンバー。先日の伊達の須藤さん、岩見沢の武部さんと並んで、北海道屈指の工務店さんです。まあ~みなさん大先輩ですしプロばかりですので・・・誠にその~緊張することばかりな訳で・・・(笑)
M所長にも随分助けていただいて・・・なんとか。

 
なんでもこれから新しい企画に取り組むとかで・・・、現場で製作した壁の断面模型や0勾配のシート防水屋根。外張り断熱されカラマツで統一された小屋組、開放型通気層の木外壁、現場ノックダウンの超高断熱サッシ等々、じっくり見ていただいたのも束の間、プロ特有の厳しい質問もちらほら。(笑)私たち「チーム澄川」としてもたいへん刺激になりました。新しい企画が完成しましたらぜひ見学させてください。でも見方を変えれば有名な工務店さんにたくさん見に来ていただけるなんて現場としては光栄な事ですよね・・・気を引き締めて頑張りましょう!
本日はご訪問ありがとうございました。(笑)
 
 
 
 

宮ノ丘の家Ⅱ 根掘り工事完了

斜面の下、階段状に水平面が切り開かれた「宮ノ丘の家Ⅱ」の現場です。この水平面が土中の基礎の底盤(基礎底)となります。斜度が非常に急なので斜面を階段状に二段切りしています。砂利の敷かれた水平面に水糸を張り、基礎の形状を墨出しして行きます。

写真は晴れていますが、この後、久々のゲリラ豪雨。I所長くれぐれも安全確保ヨロシクデス。

レベルを覗きながらてきぱきと指示を出すI所長。
 
今日はホロヴィッツなんていかが。短い演奏なのに心に染みます。

2014年9月29日月曜日

宮の森の家 建て方工事

 
建て方の始まった「宮の森の家」。先日までの豪雨が嘘のように週末は雨の予報にも関わらず天候は崩れず、快調に建て方が進みます。都市計画の関係で、3階建て以上の高めの建物が建ち並ぶ地域に敷地があること。二世帯住宅のために、子世帯のある2階の必要面積が1階より大きいこと。要は2階が1階より大きな間取りのために2階の梁の本数が多く、梁掛けにはクレーンを用います。特に武田建設さんはクレーンによる建て方が得意。大工さん3名とクレーンのオペ(操縦者)さんとの息もばっちり。大きな梁が簡単に建て込まれてゆきます。

5mを超える梁を二人で建て込む大工さんたち。

足場の上で建て込みを仕切るのはおなじみU棟梁。現場に陽気な岩手弁が響きます。
 
今日はこの抜群の段取りとスピードにふさわしい曲を贈ります。
リヒテルのバッハなんていかが。https://www.youtube.com/watch?v=8K5-_f_KT5M

2014年9月25日木曜日

宮ノ丘の家Ⅱ 根掘り開始

 
いよいよ始まった根掘り。階段状に斜面を切り取りながら。ユンボを自在に操るオペレーターさん。涼しい顔でこなしますけど見ていると迫力あります。

足元を固めながら少しづつ慎重に水平な地面を広げ、掘り下げて行きます。

斜面が急なために基礎の高さも階段状になります。斜面の下で根切底を確認するI所長。
 

ちなみに、急斜面なのと最近、頻発するゲリラ豪雨のために掘削した土は敷地内に堆積すると危険です。搬出土量は約200m3、ダンプ約20台分の土を搬出します。

2014年9月24日水曜日

宮の森の家 建て方開始

いよいよ本日から建て方が始まった「宮の森の家」。土台の下の気密を取るために敷き込んだ気密レールの下に更にダメ押しで全てシールを打っているU棟梁です。土台の重みでシールがゴムパッキンと一緒に潰れ高い気密性能が出ます。さーていよいよ家らしくなりますね~。みなさん頑張って行きましょう!(笑)

こんな風に徹底的に打って行きます。

今日の現場は大工さん3名。明日は雨なので高所作業はお休み。週末にお馴染みクレーンを据え付けて一気に屋根まで建て方を終らせる予定です。

養生ビニールにラップされ現場に搬入された構造材の第一陣。

澄川の家 超断熱サッシ ノックダウン工事

 

 建築外皮(建築の床、壁、天井)とその延長である「開口部の超断熱化」はこれからの住まいのデザインを大きく変える可能性を秘めていますよね~。「開口部」を熱的な弱点と決め付ける発想は原理主義的ではあっても、ものづくりの現場感覚としては急速に陳腐化して行くのではないでしょうか。
 日当たりのよくない北側敷地に建つ「澄川の家」明るく開放的なLDKを実現するために二階を居間としています。更に年間暖房エネルギーの3割を日射熱で賄うために巨大なハイサイドライトと遮熱ブラインドを外付けする予定です。
...
 でも困った事に・・・敷地の奥が南面する北側敷地では、そもそも巨大な窓を付けようにも搬入ルートの確保に苦慮します。そこで、飯田WWSさんと相談して、超断熱サッシを部品に分解し現地で組み立てる方法(ノックダウン方式)を選択しました。窓の大きさは巾:3.5m×高さ:4.0m。面積14㎡、約8.5畳の大きさです。ランマ付きの田の字の形状で、障子の大きさは巾1.7m×高さ2.1m。高価なヘーベシーベの金物を使わず戸車とガスケットで高い気密を出します。(理由はヒ.ミ.ツ.だそうな。まあ~そりゃそうだ/笑)

 本日は開発者の飯田社長、M所長とM棟梁、そして記録係の私の4人でサッシの組み立てを行いました。意外だったんですけど、加工精度が高くて、事前に仮組済みだったこともあり、ほぼ一時間半くらいで完成。住宅の現場で木製サッシを組むなんてなかなかない経験なので記念撮影してしまいました。
 
窓の設計図を前に打ち合わせをする開発者の飯田社長とM棟梁。

さて、組み立て開始!

床に置いてあるのが部品に分解したサッシ枠。

接合部分から漏気しないようにバックアップのシール材を打ち込みます。

縦枠の立て込みは3人掛かり。ちなみにこれ柱じゃありません。サッシです!(笑)

接合部にシール材を増し打ちするM所長。

反対側ではM棟梁も息を合わせて同じ工程です。

構造材とお揃いのカラマツの集成材で出来たサッシの縦枠。ちなみに右側のボール紙で養生してあるのが構造材のカラマツ柱。完成するとどこからが柱でどこからが窓なのか分らないように一体化させてしまおうというのが狙いです。



 

2014年9月23日火曜日

澄川の家 板金工事

 
屋根のシート防水が完了した「澄川の家」。北海道の作り手にとって幸せな事は腕の良い建築板金屋さんが多いことだと思う。屋根自体はシート防水に出来ても、軒先の取り合い部分や各部の水切り、雨切等々。板金屋さん無しでは正直難しいところも多い。「澄川の家」の板金色は黒の半艶。
傷の目立ち易いちょっとデリケートな材料ながら、丁寧な仕事が続いている。
 

ストーブの煙突を逃がすための軒先の切欠き。軒先の厚みは24mm。板金を器用に折り曲げ立体整形してくれました。職長さんありがとうございます。

こちらはシート防水側。煙突を伝って屋根の雨水が落ちぬように堤防を付けていただきました。こちらも職長さんありがとうございます。
 
腰の水切りの「見付け」(正面に見えてくる垂直面)寸法は15mm。板金は木下地を入れないで0.4mmを二枚合わせにしています。こうすることでピシッと精度良く水平に繊細に。細かなところが大切ですよね~。             
                                
 
緑に見えるのが下板。右の黒いのが仕上がりの上板。板金の板材って裏側は緑が多いって知ってました?一枚だけだと弱いばかりか、下から見上げちゃうと裏の緑が見えちゃいますよね~。もちろん強度を上げることも大切ですけどこんな風に裏同士を合わせて使うと下から見上げても、黒一色。言われて見れば当然なんですけどこんな所に職人さんのきめ細やかな工夫が隠れています。
 

宮の森の家 基礎天端均し(研磨)

足場が掛かり、いよいよ明日からは土台敷き。そして建て方(建物の柱や梁を組み立てること。ちなみに屋根の野地板が貼られる工程に達すると上棟と呼び、宮司を招いて御祓いを行う場合もある)開始です。今日は土台敷きの前の基礎の研磨を確認しに来ています。近年の木造は骨組みを「プレカット」と呼ばれる方法で工場加工することが多くなりました。加工精度が手加工の時代に比べ大幅に上がる反面、コンクリートとの接続部分の精度も同じように揃える必用が生じます。また現在は北海道で一般化している基礎断熱は土台の下に気密レールと言われる防湿ビニル付きのパッキンを挟む都合から基礎の天端の水平性が特に求められるようになりました。床下に外気を導入していた従来の床断熱の頃は土台と基礎の間は隙間を空けて施工しましたが、床下を室内空間(熱的な内部の意味)とする基礎断熱の場合は土台と基礎は気密レール越しにしっかりと圧着させます。

 
しっかり水平が出された基礎の天端(てんば:水平面の意)。

基礎の天端を水平にする方法は各工務店の考え方が分かれるところ。「澄川の家」を担当する飛栄建設さんはセルフレベラーモルタルによる自然平滑方。「宮の森の家」を担当する武田建設さんは、敷地内にレーザー水準器を据え付けてサンダーによる研磨で基礎の天端を水平にしている。

写真奥が未研磨の部分。手前がこれから土台の乗る研磨済みの部分。

宮ノ丘の家Ⅱ 給水引込み工事

「宮ノ丘の家Ⅱ」の敷地は道路を挟んで北側斜面になります。もちろん今まで一軒の家も建っていないので、北側に水道の埋設本管はない。そこで通りの反対側から道路を横切る形で掘削し敷地内に給水管を引き込みました。

土の中から出ているのが給水管。これで仮設の水も使えます。現場って期限付きの工場と
考えると分りやすいと思います。もちろん水は欠かせません。お次は仮設の電気とトイレ。工具が使えるようになると随分現場が職場らしくなります。

今日も札幌の街が一望の敷地。まずは根掘り掘削、搬出土量も半端ないので、ダンプの出入り、土で汚れた歩道、車道の洗浄はマメに行いましょう。付近は小学校校区、朝8:00の登校、13:00~15:00の下校時は気をつけて。コンクリート工事が終わるまでは特に子供たちが現場に入らぬように注意!夜間の犬の散歩、転落事故も十分注意して行きましょう!
 

定期演奏会のご案内

 
「北海道札幌西陵高等学校」定期演奏会のご案内

 実は吹奏楽部でトランペット担当の長男。今年は副部長で定演ポスターのデザイン担当に指名され頑張っている様子。毎年の事ながらスポンサー獲得とコンサートチケットの販売には苦戦するようで、ここ最近は部員全員手分けして後援企業を回り引き続き変わらぬ支援をお願いしているとのこと。私の学生時代に比べると、最近の学生さんはたいへんだな~と思う反面、好きな事を続けるために地域社会に対して若い内から働きかける姿勢は頼もしくもある。毎年、札幌市民ホール...(旧:札幌市民会館)で行われる同校の定期演奏会。今年は先日行われた札幌地区予選で金賞を取ったベストメンバーが総出演。お時間のある方はぜひお越し下さい。

 以上:親バカ通信でした!(笑)

■北海道札幌西陵高等学校 第十二回定期演奏会
■日時:2014年10月13日(月/祝日)開場:16:30 開演:17:00~
■場所:札幌市民ホール(旧札幌市民会館)
■住所:札幌市中央区北1条西1丁目(地下鉄大通り駅31番出口正面)
■入場料:¥500(当日券あり)

芸術の秋は・・キャラ弁の秋

 
う~ん・・・今回は「ロボにゃん」だそうです!
「芸術の秋」は「キャラ弁の秋?」じゃなくて遠足の秋。
三男大喜び、しかし長男曰く:「俺、ちょっと恥ずかしくなってきた・・・」
両人とも、年頃である。(笑)

2014年9月18日木曜日

澄川の家 屋根シート防水工事

ようやく隣町の旭川から㈱プロテックさんのシート防水部隊が到着。泣き出しそうな空の下、一気に屋根を防水してゆきます。もともとは先輩建築家の小室雅伸さんに教えていただいたこの屋根。実は勾配も0。雨水は表面張力でシート表面では水滴となり風下の軒先から地面に落ちます。見た目は雪の落ちない陸屋根なのにルーフドレンを設けず、従って下水(雨水)施設といった都市インフラも必用としません。ゲリラ豪雨の時に屋根の水が下水道に集中なんてナシ。誠に画期的!最近は建て込んだ市街地の計画でも重宝しています。

軒先の水切り金物に溶接液を塗っているところ。

こんな風にシート同士を重ねて持ち上げ

隙間に溶接液を入れながらシート同士を接着してゆきます。あっけないほど簡単なんですけどこれが不思議と漏らない。先日の集中豪雨でもSOSは0でした。
 

写真を撮っていると、急にまた豪雨。慌てて屋根一面にブルーシートを広げます。こんな時はもちろん全員参加。ここまで来て3度目の・・・なんてごめんですものね(笑)


Palais mignon パレ.ミニョン

 
実はここ最近、私の事務所のある発寒北商店街で嬉しい出来事が続いている。
 
2006年に越してきたときには閑古鳥のなくシャッター商店街だったが、近年は新規の出店が増え街に賑わいが戻りつつある。先日開店した洋菓子店。その名も「Palais mignon」(パレ.ミニョンと読む)は、以前商店街に1軒だけあったケーキ屋のモンブランが閉店し、同じところに開店したので当初は同じ店主? と思ったが実は他人であった。先日初めて店に行き、お奨めを聞けば、クイニーアマンだという。試しに買ってみたが・・・これが久々の嬉しい誤算。というより恐らく札幌屈指の美味しさだと思う。特に昼少し前の焼きたてが最高。少々濃い目のコーヒーと一緒にいただくのがお奨めです。バターの含有量が高く、皮はパリパリ、焼き色は黄金色。ぜひ発寒北商店街にお越しの際はお試しあれ!ちなみに他のケーキ類もばっちり本格派!歩いて3分のところにこんなお店が・・・ 幸せである。(笑)

2014年9月16日火曜日

宮の丘の家Ⅱ ボーリング調査 その一


今日はゲリラ豪雨をかわしながら、「宮ノ丘の家Ⅱ」のボーリング調査の準備です。敷地は剛強なシルト層の中に大きな石が混じった札幌市でも安定的な地盤です。もちろん住宅用の簡易地盤調査はしていますが、ここのところ報道で目にする光景が、誠に建築関係者としては心臓によくないものが多く・・・簡易調査では届かない深度まで一応、再調査する事を提案した次第です。しかし調査ポイントまでは斜度30°+αの急坂、掘削機の重さは約600kgもあるので据付は慎重に行う必要があります。緊張しますがI所長どうぞよろしく!事故なく安全に行きましょう!

 

宮の森の家 埋め戻し

布基礎の脱型(コンクリートの型枠を外すこと)が終了し、埋設部分の配管シールや断熱欠損部へのウレタン注入を確認し、水はけの良い火山灰を使って基礎の周囲を埋め戻します。

断熱ラインを貫通する設備管は全て隙間にウレタン注入を行い、断熱補強を施します。

基礎の外部側に貼り付けられた断熱材(EPS)も継ぎ目やピーコン(型枠を貫通支持する金物)の穴等を全てウレタン充填し乾燥後、余分な部分を削ってからモルタルによる仕上げを行います。

脱型時の傷等も全てこの段階で拾いウレタン充填しておきます。

建物の裏側(北側)は隣地のアパートの駐車場と同じ地盤高さで隣接しているために、敷地内の雨水が越境せぬように、境界までびっしり火山灰を敷きこんでおきます。この上に更に化粧砂利を敷き詰め透水性の高い路盤とします。

前面道路から見た埋め戻し中の様子。奥に見えるのがアパートと駐車場。

東側のマンションとの間は、正確に境界ラインを出して、その真下にPC板を打ち込み、計画通りの敷地内通路を確保します。今回の場合東側の敷地が盛り土され高いので安易に法面(傾斜面)とすると隣地の雨水まで敷地内に流れ込む事になりかねません。そこでPC板により境界を明確に区分する事で各人の責任分解点を明らかにする方法を選択しました。
 
先ほどももの凄い雨が降りましたが、上手に工程を繋いで頑張ってゆきましょう!あとコンクリートも1回。その次はいよいよ大工さんが入って建て方開始です。
 
今日はシングライクトーキングなんていかが?