自己紹介

自分の写真
札幌市, 北海道, Japan
はじめまして。 北海道、札幌市で設計事務所をしています。 暮らしに最も近いものづくり「建築設計」 地域色豊かで環境的、使いやすくて長持。 そんな暮らしのデザインが大好きです。 社会の悩みを建築デザインのテーマにすると面白い! そんなことを考えながら今日もスケッチしています。建築(暮らし)のお話しあれやこれ... どうぞお楽しみ下さい。

2011年7月30日土曜日

西野の家 建て方開始

西野の家の建て方が始まりました。写真は敷地内に柱や梁を下ろしているところです。

大工さんの息のあった連携で、あっという間に建ちあがります。

写真はビニール付きの気密レールを土台と柱で押さえつけて先貼りしているところです。丸稲武田建設さんの特徴的な工法としてよく見られます。こうすることで土台下から土台、柱といったあとから気密を行うことが難しい部位を一気に終わらせ、出来上がりの完成度も高くなります。同社の工法で気密測定を行うと、圧倒的に足元からの漏気が少ないのもこんなところに特徴があります。

全体で見ると柱がビニールを踏みつけているように見えます。

夏の現場にはこんな曲いかがです?
http://www.youtube.com/watch?v=kzAti2Aq8GU

2011年7月29日金曜日

西野の家 基礎研磨(天端均し)工事

昨年、南あいの里の家でも行ったように、土台と基礎の間に入れる気密パッキンのすわりが良いように、また近年プレカット等の工場加工で飛躍的に向上した精度に追従させるために、コンクリートの天端をサンダーで研磨してゆきます。

昨年の南あいの里の家の様子 http://ako-re.blogspot.com/2010/09/blog-post_16.html

前回のブログで、基礎の天端はコテでピシッと均したのに、なぜもう一度削るんですか??
こういう突っ込み大好きです。実はアンカーボルトを、基礎の中心に固定するための治具の裏はコテが入らないのです。ですからこういった微調整が必要になるのです。

レーザー水準器でピタリ水平になるように確認しながらの仕事です。

パッシブ換気の室内側給気口、ここから外気を導入します。みなさんにはもうおなじみですよね?(笑)特に今回は水はけがよい西野ですから、アースチューブ(地中埋設横引き)を行って地熱で寒冷な外気を暖めながら室内に入れようと考えています。

こちらは、建物外部の外気取り入れ口です。パッシブ換気を行う上で大切なことはご覧のように工事中に管の中に異物が混入しないようにしっかりとテープで養生すること。当然ながら中に泥や土が入れば取り出すのに難儀します。

こちらは束石の養生です。

出来上がった、基礎の様子。もうすぐ建て方(大工さんが土台を敷き柱を立てること)が始まります。

大工さんを待つばかりの西野の家の現場です。

夏ですね~。この曲...なんていいんでしょう?
とりあえず、愛情一本!  http://www.youtube.com/watch?v=ivbDtyfrc_w&ob=av2e

2011年7月23日土曜日

南あいの里の家

本日は、久しぶりに南あいの里の家へ、住み始めてはや半年間、出てきた不具合や対策を工務店さんも交えて打ち合わせをしました。住み心地はなかなか良好、大きな不具合もなく一安心です。まめに監理してきたので当然といえば当然なのですが、クライアントさんの喜ぶ顔は設計者にとってやはり嬉しいものです。

きれいなお庭ができていました。緑があると家がぐっと映えますね~。

今日はわが母校、新川高校の誇るべき後輩 谷本光 君のギターをどうぞ!
鳥肌たつぜ~ http://www.youtube.com/watch?v=plBnvfPRH7Y

2011年7月22日金曜日

今日の出来事とこれからの出来事へ

本日は、十勝より住宅に真剣に取り組んでいる工務店さんのご一行が菊水の家を見学に来られました。代表のA氏は大学時代の先輩、それにいつもお世話になっている住宅雑誌リプランのM編集長のご推薦とあっては、しっかりご案内せねば。でも相手もプロだとなかなかに緊張してしまいます。(笑)なによりお客様が快く見学をお許しいただいたので無事、実現いたしました。この場を借りて御礼申し上げます。

緑に映える赤い木壁、お隣も工事が始まった様子です。


話は変わりますが、今年は300mm断熱プロジェクトが目白押し。
断熱工法も、グラスウールによる300mmや複合断熱、完全外貼りとバラエティー豊か。要は断熱方法別の設計スキルを高めることで、あらゆるスタイルの内装を自由自在に実現する事が今年のテーマです。

「宮ノ丘の家/平成開拓者の家」
 以前にもお話しましたが、厚く断熱すること。それ自体に大きな意味はありません。断熱することで得られる効果が大切なのです。外貼り断熱を極めれば、本物の柱や梁を室内に自由に顕わすことができます。日本の伝統的なデザインである真壁(シンカベ)は室内から見て柱が見えますよね~。(笑)...そうです~っ!もうお解かりのように壁の外側で断熱してしまえば本物の柱や梁を使った和の内装が自由に寒冷地でもできます。冬の期間が長い北海道では屋内の暮らしが大切になります。飽きずに日々暮らして味わい深いこと。ペレットストーブの燃える「炎のある暮らし」。内装は極力白くなりすぎず...(笑)、リラックスできる木肌の家が目標です。

「西野の家
グラスウールを用いた300mm断熱は社会普及のための願いを込めて、リーズナブルなコストデザインを心がけています。今年で3年目を迎える300mm断熱プロジェクトですが、3.11の大震災以降、耐震性とささやかな断熱のみでは寒冷地の住まいの備えがあまりに不十分であることを痛感いたしました。電源途絶しても凍えない家、エネルギーを非常時のライフラインとしない発想がいかに大切か...そんなことを考えているうちに、300mm断熱を標準仕様にできないか?と考えるようになりました。震災以前は主に省エネ+自然エネルギーのスタンスからの普及目的でしたが、おなじみ丸稲武田建設さんを巻き込んで、耐震性のほかに、最低限の熱的なサバイバルスペックを住宅に持ち込もう。そんなテーマで臨みます。
 
「旭川の家/春光BASE」
複合断熱を用いて、断熱性や静粛性といった異なる要望を両立し、外に開かず中庭を介して内側に開く家。平屋でありながら各部屋に塔屋を持ち、独立した天窓から採光と通風さらには熱回収も行うユニークなサスティナブルデザイン。外観は一見城壁のようでもあり、Dr.タギ氏の故郷のマルシェ(市場)の排気塔の立ち並ぶシルエットにも少しだけ似ている。
暖房方式はほとんどの人が「あっ!と驚く...」
 
今日は大好きなバンドアパートで!
 
とにかくかっこいいです!! http://www.youtube.com/watch?v=d_FdvgXFdC8

もう一つ凄いの見つけたんで... http://www.youtube.com/watch?v=sqxYJhNLyKs&feature=related
 
 

2011年7月20日水曜日

あたらしいカメラ

現場記録用にあたらしい小型カメラを買いました。
今まで愛用してきたカメラの調子が最近おもわしくないのと、現場の工程写真は、二度と撮れない大切な記録として、もし写っていなかったでは済まされないからです。以前はずっとフジを愛用してきましたが今回はキャノンに浮気して、撮ったのがこれらの写真。ほんとうに日本の技術は凄いと思いませんか??(笑)

明るいレンズのおかげで、スローシャッターも気になりません。暗いと気になるノイズもほんとうに穏やかです。

色調(デジカメではホワイトバランス)も簡単に切り替えることで目で見た印象に近い写真も簡単に撮れます。(小樽の臨港線/運河沿い)は黄色のナトリウム灯の街灯ですから目で見た印象はこんな感じです。

WB(ホワイトバランス)を調整するとピシッとクールに色調が変わります。もちろんとっても簡単に。(驚!!)

水面の写りこみも忠実に再現してくれます。三脚も立てず手持ちのスナップでこれだけ撮れるなんてほんとうに信じられません。

二年前に、完成写真用に奮発して購入した一眼レフカメラの写真がこれ。値段は確か今回の二倍以上でしたっけ(苦笑.....)。
まあ~人間も機械に追い越されないように頑張りますわ~。
むしろブログの写真もグレードUPしますし~。
今年は愛用のキャノンで現場と皆さまをつなぎます。乞うご期待!

ところで私はROCK Age!
最近一番のスモークオンザウオーターをどうぞ!

2011年7月16日土曜日

西野の家 基礎断熱工事

現在の西野の家の現場です。基礎の外側には見慣れない白い断熱材が貼られています。今までは、ほとんどXPSと呼ばれるものを使ってきましたが、西野の家では、より高い費用対効果を目指してEPSと呼ばれる素材に変更しています。前者が「押し出し法ポリスチレンフォーム」という名前で呼ばれるのに対して、後者は「ビーズ法ポリスチレンフォーム」として、魚市場の魚箱として有名です。もちろん全く同じものではなくより性能の高い特号と呼ばれるもので、断熱性は同じ厚みのグラスウールに勝ります。簡単に厚いものができるので(道内では50cm程度まで)、基礎や壁の納まりを工夫して今回は基礎部分に20cmの厚みで使います。もちろん基礎の外周を断熱する外断熱で断熱材のポテンシャルを最大限引き出します。

ご覧のようなかなり分厚い感じになります。EPSの特徴としては、発泡の際に用いるのがガスではなく、水蒸気であることや、シロアリの食害に強い等々、多少断熱性を犠牲にしても多くのメリットが存在します。出来上がった後の性能ももちろん大切ですが、多くの種類の材料を組み合わせる建築では材料ひとつひとつの生産時の環境性も無視できません。今後は性能対コストに加え、こうした素材のグリーン化等も含めた広い見識が設計者に要求されるでしょう。

アースチューブによるパッシブ換気を用いる予定の「西野の家」では床下に外気を導入する管が通る穴が必要になります。図面の指示通りの位置であることを確認します。

しっかりビニールで養生されていて、コンクリートは流れ込んでいません。

土台を固定するアンカーボルトにコンクリートのトロが飛んで固まってしまわないように、ボルト全てにテープで養生がしてあります。ボルトのねじ山にコンクリートが付着すると土台が通らなかったり、ナットが締まらなかったりと後にいろいろと問題が出る可能性があります。そこでこのような養生がとても大切なのです。基礎屋さんの気遣い、「良い仕事です。」また断熱材の天端(上端)に合わせてコテでピシッと高さをあわせてあるのも好感が持てます。土台の下に気密レールを敷き土台の下でも気密を取るのが弊社の標準工法ですが、当然ながらコンクリートの凹凸が大きければせっかくの気密レールのゴムがしっかりと密着しません。そこで基礎屋さんは神経質にコテで極力水平を出すべく丁寧に仕事をしてくれるのです。誠に細かい話ですが(笑)こうした事柄は、完成形を各分野の職人が十分理解しているからに他なりません。現場で大切なことはまめなコミュニケーションにより仕事の意味を理解してもらうこと。つぼを押さえたよい仕事は、後から来る職人たちも楽になります。そうした積み重ねが建築の品質を作るのです。

話は変わりますが、パイプオルガンはお好きですか?


2011年7月7日木曜日

西野の家 基礎工事

現在、ベースコンクリートを打ち終わった西野の家です。コンセプトは「愛犬と暮らす楽しげな家」。屋外にドッグランを兼ねた前庭を持ち、周囲の視線を気にせずに犬たちと時を過せるように、また暑い夏場はコンクリート土間の涼しげな1階に彼らの居場所を作り、冬場は一転そのコンクリートがペレットストーブの熱を吸収し放熱することで寒さのない穏やかな室内を作る等々、北国の室内をデザインしてゆきたいと思っています。もちろん見栄えにも、またよりリーズナブルに300mmの断熱環境が提供できるようにコストデザインや断熱仕様の研究にも昨年以上に取り組んでゆきたいと思っています。
というわけで、西野の家を担当するのはおなじみ丸稲武田建設さんです。今年の目標である坪50万円代前半でなんとか(笑)「建築家がデザインする300mm断熱の家」をまとめていただきました。実は、今後の普及を考える上で価格激戦区となるこのプライスゾーンに対する取り組みは昨年からの課題でもありました。理解ある建て主の下で「チーム南あいの里、菊水」によるチャレンジは断熱による大きな可能性を見せてくれましたが、今年はさらなる普及と多様なバリエーションへの応用にチーム全員で取り組みたいと思っています。


西区の山側は基本的に地盤のよい地域が多く、西野近辺も杭の必要性は高くありません。しかし以前の家の基礎を引き抜いた後につくる点や、古い基礎を引き抜く過程で地盤をかなり緩まさざるを得ないこと等を勘案してベースは巾を50cm→60cmとしています。もちろんその下の砂利層
 も厚みと量を増して念入りに転圧をかけています。

一昨日の豪雨の後なのに全く穴の底には水が溜まっていません。地盤の良い土地の特徴は水はけのよいこと。昨年は地盤のよくない「南あいの里の家」の基礎工事において水はけのよさと強度、コストパフォーマンスの両立に悩みました。憶えています~う?(笑)、写真で見るとたいへん地味な基礎工事ですが実際に要求される事柄はかなり多く。設計者、施工者の知識が試される部分です。

「西野の家」は長期優良住宅ではありませんが、基礎の仕様はほぼ同じです。写真を見て「ほうっ!」と目を細める人はかなりの事情通ですね~(笑)。そう一般的な住宅用の布基礎に比べて長期優良住宅の基礎は主筋量が倍になります。通常は1本しかない鉄筋が2本になり、基礎の巾も15cm以上となって強化バージョンの基礎になります。

縦筋と横筋の間隔も弊社の場合は20cm以内とかなり狭く、全体に鉄筋量の多い基礎仕様になります。ちなみに30年前の一般的な布基礎の標準は縦横おおよそ35cmとほぼ倍近く粗いものでした。中には全く鉄筋のないものもありました。

こんな風に数箇所に分けて鉄筋の間隔や各部のサイズ、鉄筋継ぎ手の定着長さ等々を測ってゆきます。たいへん地味ですがけしておろそかにできない工程なのです。

ふと気がつけばもう夏ですね~、次は宮の丘の家と旭川の家。もう少しだけ待っていてくださいね。
今日は素敵な夏の歌。ぜひご一緒に。



2011年7月2日土曜日

拝啓 畑より

初夏の暖かな日を浴びて最近では葉物野菜がまずシーズンですね。写真はサニーレタスですが、本格的にハウスで種から栽培したものではありません。よくスーパーの野菜の種コーナーにあるミックスベジタブルの種、撒いておいて約3~4週間で立派なサラダ菜に水菜ルッコラにレタスなんかが一気に採れるというわけです。ベランダのポッドでも簡単にできるこの種、お勧めです。(笑)


一方、苗を育てるのも簡単でたくさん採れてお勧めの方法です。4人家族ならパセリの苗を二本も買って植えておけば、夏中買う必要はありません。前述のミックスベジタブルも生育が早いので私のところでは二回撒いて秋口まで葉物が採れるようにしています。

こちらはご存知ハーブの王様のバジル。よい香りでパスタにもサラダにも大活躍。オリーブ油と一緒にミキサーですりつぶせばバジルオイルが簡単にできてなんにでも使えます。大匙三杯のオリーブ油でにんにく一かけの薄切りを炒め、薄いきつね色になったら、パスタのゆで汁を150cc加えます。油が熱いのでやけどに注意です。(笑)そこに茹でたてのパスタを加え、大匙一杯のバジルオイルを絡めて食べてみてください。きっと病み付きになりますよ~(笑)。

*:パスタを茹でる際には、茹でるお湯の量の1パーセントの塩をお忘れなく。
  味付けは塩コショウもしくは粉チーズで。(パスタ400g、約4人前までこの分量でOKです。)

ピーマンも小さいながら、これからが楽しみです。

トマトは毎度おなじみお勧め、中玉トマト。


こちらは、イタリア原産のルンゴだそうです。大玉のソース用との事なので赤くなるのが楽しみですね~。

きゅうりの黄色い花が目に付くようになると夏がもうすぐそこです。

なんだかヘンデルを聞くと田園の景色が浮かぶのは私だけ?