2021年6月30日水曜日

畑・・順調!

 


最近の暑さで家庭菜園が好調ですね~(笑)毎朝、畑に出るのが凄く楽しみです。

想えば2003年頃から趣味と実益を兼ねて/笑、始めた家庭菜園。気が付けばあっという間の18年、なんだか山本設計と言えば地域の木を使った内外装と家庭菜園というイメージがすっかり定着した感じがしています。

2003年と言えば、事務所の立ち上げから5年目と・・今にして見れば・・かなり厳しい時期でもありましたが、子育てと同時に少しづつ近所の畑名人さんに教えを受けて、いろんな野菜作りに興味を持って行った頃でもありました。

こちらはズッキーニ。かぼちゃの仲間のイタリア野菜として最近では有名ですよね~(笑)。実は花も美味しいですが、20cmくらいのものを輪切りにしてオリーブ油でさっと炒めて塩コショウ・・凄くシンプルで美味しいです。

こちらはキュウリの「夏すずみ」。もう一つとげの多い「黒サンゴ」という品種もありますが、家族の好みで我が家では「夏すずみ」。20cmくらいで収穫するもよし!30cmくらいに立派に大きくして食べ応えを重視するのもよし!

3株も植えておけば夏の間中、サラダにお漬物、ピクルスなんかが楽しめます。凄くたくさん実りますから食べきれない分は近所へお裾分けしましょう!(笑)

こちらはナンバンです。青いまま収穫して爽やかな辛みを楽しむもよし、ざく切りにしたトマトの果肉部分と合わせて自家製サルサソースも簡単にできます。もちろん秋まで収穫を待てば真っ赤になって上等な赤唐辛子。乾燥させてミルで挽けば高級な一味唐辛子が完成します。
こちらは一番多く植える中玉トマト。真っ赤に熟れると生食はもちろんトマトソースにしたり、オーブンで乾燥させてドライトマトに。お昼に自宅に帰って庭のトマトで作るパスタも最高です。(笑)

こちらは中ナス。10cmくらいの実がたくさんなって、ナスの煮びたしや焼きナス、辛みそ炒め、マリネなんかに大活躍です。

こちらは、一番ポピュラーなバジル。摘心をしっかりして、葉を茂らせると本当にたくさん収穫できます。

夏の間はお部屋のハーブとして生けるのもマル!もちろんイタリア料理各種、バジルペースト、サラダ、余れば吊るして乾燥させてドライバジルに。

パン作りをされる方ならドライバジルを小さじ一杯パン生地に混ぜて焼いてみて下さい。きっと感動しますよ!(笑)

こちらはローズマリー。お肉料理やジャガイモや鶏肉をオーブンで焼くときに少し使うとレストランの風味になります。

こちらはオレガノ。使い方はバジルに似ていますのでぜひ庭の片隅に一株植えておきましょう!定植して冬を越すので毎年オレガノが楽しめます。もちろん余れば乾燥させてドライハーブに。

こちらはイタリアンパセリ。最近コロナ籠りのせいで男性の料理熱が急上昇だそうですが、粗く刻んだものをオリーブ油の中に入れてさっと爽やかな香りを立てたペペロンチーノはお薦めです。

こちらは一般的なカーリーパセリ。付け合わせやサラダ、乾燥パセリにすると凄く長持ちして大活躍します。

こちらはフェンネル。ピクルスなんかに使う香草で今回初めて植えてみました。

こちらはレタスの「レッドウエーブ」という種類。5~6株もあれば家族全員で毎日サラダが楽しめます。

まだ実のなる野菜には少々早いですが、ぜひ皆さんもお庭の一角を家庭菜園にしてみてはいかがでしょう?子供たちと一緒に作る家庭菜園。きっと楽しいですよ!(笑)

今日はIUなんていかが






2021年6月19日土曜日

桂岡の家Ⅱ 屋根防水工事完了

「桂岡の家Ⅱ」は月曜日から建て方を開始して、昨日の金曜日でほぼ屋根の防水工事が完了しました。

早くてびっくり・・ヨシケンさんの在来&パネルハイブリッド工法は凄く勉強になります。

◆工程まとめ
6/14(月)建て方初日 1階パネル終了(大工4名)
6/15(火)  二日目 2階パネル+屋根防湿シート完了(大工4名)
6/16(水)屋根断熱345mm+通気層+野地(大工4名)
6/17(木)同上+塔屋の野地まで(大工4名)
6/18(金)屋根防水完了 (防水屋さん:3名)(大工:休み)
6/19(土)予備日

やはり、構造材を造作材として室内に顕して使うコンセプトを始めてから、いち早い雨仕舞(屋根防水の完成)は目標でした。

やはり屋根の完成が遅れると、室内に雨が漏ったりその雨で天井の小屋組みが汚れてしまったりして残念です。

そんな理由から、今回のような陸屋根でも勾配屋根でもいち早く屋根の防水が完成できるように工法を工夫してきました。


そんな理由もあって今回の経験はとても新鮮なものになりました。

現地では塔屋のある建物の外観が現れてきました。

 

2021年6月16日水曜日

桂岡の家Ⅱ ほぼ1日で建て方完了!

 

「桂岡の家Ⅱ」の建て方工事がほぼ1.5日で完了!驚きの早さ・・
工事をご担当いただいているヨシケンさん考案のハイブリッド工法(在来+パネル)の建て方はとても新鮮でした。

いつもは柱こそすぐに建つものの壁の合板が張られて柱の間から向こうの景色が見えなくなるまでにけっこう掛かる印象でした。
ヨシケンさんHP https://www.daichinoie.co.jp/ 

なんと一昨日までは1階の床しかなかったのに1日で見る見る家になりました。

その第一印象は・・
①:やたら柱間隔の広いパラパラっと柱が立っている印象。
②:その柱梁の空間に大型パネルをポンポンと建て込んで行く。約1時間で1階パネルの建て込みが完了!こりゃあ~早い/笑

6/14(月)11:00くらいの様子。パネル1枚に対して大工さん4人で建て込みを開始します。
クレーンのオペレーターさんと玉掛け役そして大工さんの三者が息を合わせて大きなパネルをどんどん建て込んで行きます。
6/14(月)12:00頃の様子。パネル建て込み開始1時間で1階のパネルは完了してお昼ご飯。本当に早くてびっくりでした。
6/15(火)の朝の様子。二階のパネルが完了し、小屋の梁架け作業中。
6/15(火)の作業完了時。屋根の防湿工事まで完了!明日の断熱工事に備えて屋根用のグラスウールを荷揚げしてこの日の作業は終了。

6/16(水)午後の様子。見る見るうちに屋根の断熱工事が進みます。

「桂岡の家Ⅱ」の屋根は外張り断熱工法です。写真は第一層目の240mm断熱。この上にクロス下地で105mm断熱を追加します。

こちらはパッシブ換気の塔屋です。点検のために屋根に出られるようにしてあります。

こちらは塔屋を内部から見上げたところです。

室内の造形が見る見る出来上がって行きます。良い赤味の材料は地元のカラマツから作った集成材です。旭川の林産試験場で開発されたカラマツの集成材は色味はよいものの狂い易いといった従来のカラマツ無垢材の欠点を克服した優れた構造材です。

暖かな照明に映えるのでとてもインテリアの雰囲気が良くなります。美しい地域の特産材ですからもちろん顕しで使います。
こちらは南東側のコーナー窓。山の緑を室内に引き込みます。

今日はSuchmosなんていかがでしょう







2021年6月11日金曜日

桂岡の家Ⅱ 土台敷き

 

「桂岡の家Ⅱ」で土台敷きが始まりました。本日朝9:00の気温は既に27℃。一日快晴で最高気温30℃の予報です。

上の写真は土台下の気密レールの貼り付けです。いつものフィルム付きのものではなくシンプルに土台と基礎の間を気密する目的のものです。

朝9:00の現場の上空写真はこんな感じです。

①:外周部の土台下には気密レールをお忘れなく。
②:外周部土台の根太受けをお忘れなく。
③:土台下、土台隅角部のシールをお忘れなく。
④:鋼製束の足元ボンド固定、丁寧なレベル合わせよろしく。
⑤:所定の金物及び釘種の確認。
⑥:所定の厚物合板確認。
⑦:暑くなるので熱中症にくれぐれも注意!

打ち合わせを終えて・・昼過ぎに現場に戻ると・・最高気温30℃の予報はどこへやら・・

とにかく暑(あづい/笑)・・車の温度計なんで不正確なのかな?と思いケストレルで計ると

ぜんぜん・・正確です!しかし今年はどうしたことでしょう?

北海道もなんだか6月から異常気象・・体もまだ慣れていませんし・・無理して頑張り過ぎると倒れます。

ばっちり土台のレベルを合わせて本日中に床の合板敷きは完了予定。M棟梁、M職長、N所長ごくろうさまです!

こちらは床止め用のCN75(ブルー)和釘ではなくツーバイ用の太くて止め付け力の強い釘で床の合板を15cm間隔で留め付けます。

頭にバッチリ釘の長さが刻印してあるので色共々確認が容易です。

大引き受け金物。「桂岡の家Ⅱ」の現場では従来のプレカットのような接手や仕口を使いません。全て金物工法です。

土台もいも継ぎでジョイント部分の20cm以内にアンカーボルトを配置して締め上げます。

大引きを受ける鋼製束の足元をがっちり耐圧板に接着します。


標準的な土台の隅角部分です。柱脚はほぞパイプ金物、土台はいも継ぎでジョイント部分にはシーリングで気密確保。アンカーは柱から概ね20cm以内に配置。基礎断熱として床下空間の空気を使うので土台は薬品処理以外の防蟻材を使います。土台の腹に打ち付けられたのが根太受け、16mmの太いボルトがホールダウン(引き抜き防止)ボルトです。

今日は最近よく見るyoutubeをご紹介します。そろそろ野菜の苗は終わりだけど、ハーブの苗はまだ手に入るのでぜひご家庭でどうぞ!いやあ~勉強になります。

トマトを植えた人は苗の間にぜひ植えてみて下さい。









2021年6月10日木曜日

南沢の家 付加断熱工事

本日は「南沢の家」の性能向上リフォーム現場。先日、居間の掃き出し窓上部の梁が微妙に捻じれ、18mm柱が屋外側に傾いている様子をお伝えしました。今回はその屋外側からのディテール。梁の捻じれを写し取りそれに合わせて付加断熱の下地を台形状に加工して、一般外装部分の下地と垂直にピッタリ合わせます。

新築では全く不要ですが、築深の建物の場合はこうした部位置合わせに手間が掛かります。まさにリフォーム特有の隠れた手間だと思います。

防湿&気密ビニルの上から付加断熱を取り付ける金物にも忘れずに気密処理します。


 

2021年6月3日木曜日

南沢の家 各部の調整

 


「南沢の家」は金曜日からの断熱サッシ取り付けを控え各部の調整を進めています。

窓を建て込んでしまってからでは、各部の歪みや狂いを調整することが難しくなるからです。
約15mm沈下していた二階の床は下階の間仕切り変更に伴い追加した柱を建て込む際にジャッキUPしてほぼ水平に戻しました。

1階居間の掃き出し窓(片引き気密窓)の取り付けに際し、取り付く外壁の傾斜を計りました。結果としては柱頂部で18mm屋外側に傾斜していました。原因は柱上部を通る尺梁のねじれ。外壁全体では概ね垂直性は保たれているので、全体的には窓上部がポコリと膨らんだ感じ。その一方、幅2.6m×高さ2.3mの窓は絶対に斜めに付けられません。まず障子が正常に走らなくなるし、一旦ぐずりだすと中々直せないからです。そこで窓の取り付け部を工夫して窓を垂直に固定できるように現場で念入りに打ち合わせを行いました。









桂岡の家Ⅱ 建て方準備完了!

 


昨日は「桂岡の家Ⅱ」の足場を確認しました。
6月半ばから始まる建て方に向けて既に準備完了です。

山の緑も一気に青々としてきて・・いい季節が来ました。また一つ新たな街並みが生まれるのは・・もう長く設計をしていますがとてもワクワクします。

資材置き場とクレーンの位置もバッチリ検討済。今回は在来&パネルのハイブリッド工法の建て方の速さをしっかり確認したいと思います。

二階の床から望む石狩湾の風景。

今日はとても穏やかな海でした。

今日は稚内出身の阿部芙蓉美なんていかがでしょう