2020年1月15日水曜日

高砂台の家 内装工事

新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくおねがいいたします。

「高砂台の家」の内装工事がほぼ完了しました。住まい手さんが左官屋さんなので内装は基本的に左官とタイル仕事。普段は中々手が出ませんがやっぱり手仕事はいいなあ~と感じます。

写真は最近流行りの寝室に隣接した脱衣所のオープンなトイレ。

「ええ~っこんなんじゃあ落ち着いて出来ない~」みたいな人は普通の閉鎖空間のトイレも別にあるのでどうぞご心配なく(笑)

あくまで寝室というプライベート性の高い空間を起点に広い脱衣&洗濯室+浴室という流れを大切にしています。従来分離するのが当たり前だった狭い脱衣所やこれまた狭いトイレでは高齢化や子育て中に住まい手の負担が大きくなりがちだからです。

高齢者にとって寝室と水廻りが近いことは喜ばれますし、わざわざお金をかけて寝室の近くに水廻りをリフォームする人もいます。

同様に子育て中のお母さんにとっても寝室と水廻りの近接はとても喜ばれます。お子さんが一人でトイレに行けるようになっても、近いし、扉がないので孤独感もありません。なのでお母さんは眠い目をこすりながら廊下の端のトイレまで付き合う回数が減るのです。住まいの設計に目配りしてお母さんの負担を少しでもやわらげることは作り手にとって大切なことです。

こちらは作り付けのベッドボード。住まい手さんのお知り合いの家具屋さんの作。こうしておけばマットレスと下台だけ選べばOK。意外に知られていないコツですよね~(笑)

例年に比べるとぜんぜん少ないですが・・雪のない札幌よりは雪がある旭川。カラマツの外装が雪の白に映えます。

こちらは北側の街に開いた二階のテラス。約1.8m跳ね出した屋根が落雪から建物の足元を守ります。

こちらはナラの扉を付けたキッチン。もちろん札幌のクリナップ直需事業部作です。素朴なナラと緑のタイルがいい感じ。左隣りに見えるのはキッチンの近くに必ず作る食品庫。オープンな間取りには収納が欠かせません。

さていよいよお引渡しまであと僅か。もう少し頑張って行きましょう!

今日はバンアパで行きましょう!