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札幌市, 北海道, Japan
はじめまして。 北海道、札幌市で設計事務所をしています。 暮らしに最も近いものづくり「建築設計」 地域色豊かで環境的、使いやすくて長持。 そんな暮らしのデザインが大好きです。 社会の悩みを建築デザインのテーマにすると面白い! そんなことを考えながら今日もスケッチしています。建築(暮らし)のお話しあれやこれ... どうぞお楽しみ下さい。

2018年8月24日金曜日

南幌まちなかの家とは? その1




北海道が地域で頑張る”住いの作り手” を 発信する仕組「きた住いる」
地域が認める”住いの作り手”となるべく実績を積み、登録されるのが「きた住いるメンバー」と呼ばれるつくり手たちです。
きた住いるHP https://www.kita-smile.jp/
 
サイトをご覧頂いた方は既にご存知ですよね、厳しい自然の中で長年家づくりに取り組んできた北海道の作り手たち。冬暖かく夏涼しい断熱住宅は今や地域の大切な産業であり特産品、意外にも住いをしっかり断熱気密できるのってまだまだ北海道以外では珍しいことなんです。まして性能に加えてデザインも、となるとかなりハードルが上がります。

また”きた住まいる”では真剣に家づくりに取り組む人に向けて、一目で住まいの耐震性や性能、各種認定の有無が分かる「ラベリングシート」の機能が加わりました。
                            

 
そんな”きた住いる”に登録する建築家5名と工務店5社がペアを組んでこれからの南幌の暮らしを提案すべく作ったのが「みどり野きた住いるビレッジ」の建売モデルハウス。5棟が今年の10月末まで見学できますのでぜひ一度現地をご覧下さい。
南幌みどり野きた住いるビレッジHP https://www.kita-smile.jp/kitasmilevillage
 
実は当事務所もきた住いるメンバーなんです。
きた住いるメンバーとは? https://www.kita-smile.jp/member
ぜひ、メンバーを色々と検索してみて下さい。
 
さてさて第一回目は、地元の工務店さんである㈱アシスト企画さんとタッグを組んで設計した「南幌まちなかの家」を数回に分けて・・まるっと・・ご紹介させていただきます。
 
実は当事務所”初”の建売プロジェクト。もちろん建売ですので誰でも買えます。子育て真っ最中のお父さん、お母さんに、はたまた新千歳空港からほど近い札幌近郊にセカンドハウスをとお考えの方々のために設計しました。まず第一回目は敷地からです。
 
ぜひグーグル検索で”南幌町”→”地図”の順に検索して下さい。
既に「みどり野きた住いるビレッジ」が登録されています。
 
敷地は南向きで前面には南幌中央公園が広がっています。子供たちが毎日元気に通う南幌小学校も公園に隣接して見えるロケーション。そればかりか南東には通学路である緑道が見渡せ北東側にはビレッジの全景が広がり、子供室のロフトに上がれば遠く夕張山地が望めます。
 
下に建物の配置や間取り図を載せましたのでぜひ参考にしてください。
 
昨年、最初に敷地に立って感じたことは・・なーんか長閑だなあ~ということ。(笑)あまりに月並みで笑っちゃいますけど・・次に「自分ももう少し若かったらここで仕事しながら子育てもわるくないなと思いました。
 
敷地は約100坪弱、前面道路から敷地を見て時計回りに37°方向が北になります。ざっくりした太陽の動きを説明しますと・・・
 

真冬は敷地正面の中央公園に美しい夕日が沈み(居間の窓から眺められます)
 
3月に入るとかなり日が高くなって来ますが、まだ二階の居間から夕日が眺められます。もちろんきれいな夕日になるまでは明るく眩しく・・時には暑いのが日の光、南西向きのこの窓には日射を調整する機能が複数必要になります。
 

 
夏と冬で向きが180°変わる南幌の風向も設計する上で要点となりました。1年を通して最も風上になることが少ない北東側(画面の上方向)にパッシブ換気の排気口やナイトパージ(夜間外気冷房)の窓を設けました。

 
 
 
西日対策とともに、前面道路を歩く人の視線が室内に入り込み難いように、二階居間のテラスには縦格子を設けます。都市部に比べて視線的制約が穏やかな田舎は、窓を大きくすると気持ちがいい反面、外からの視線をある程度抑えないと、住まい手の多くがカーテンを閉めてしまいがちです。結局都会とあまり変わらなくなってしまって残念なので、住まい手のプライバシーを守りながらカーテンのない暮らしを楽しんでほしいと考えました。
                              
                              

 
もう一つは夜間、敷地の周囲がまだ暗い(建て込んでいないため)ので建物自身を美しく発光させて夜の街並みに参加したいと考えました。

 
特徴的な屋根の形は、無落雪を目的とするものです。北国の子なら誰でも、冬場の軒下には近付かないように厳しく言われて育ちますよね。昔は一時期、危険であっても、積極的に落雪させることで建物の負担を除くと考えられて屋根は落雪型が当たり前でした。
 
しかし最近は三角屋根であっても屋根鋼板の進化で無落雪型の屋根が簡単にできるようになり、屋根の雪は載せておいて触らないことが住まいの常識になっています。
 
 

                               
もちろん積雪荷重(雪の重量)をはじめ建物の構造設計に関しては一般的な木造に多い簡易的な壁量計算ではなく、構造計算(許容応力度計算)を行って長期優良住宅の定める耐震等級2を満たしています。

 
「南幌まちなかの家」では従来の鋼板よりも耐久性と防水性に優れた、塩ビ系シートを用いることで、外観は無落雪、室内から見るとLDKを吹き抜けに、子供室を2階建てに拡大するべく特徴的なバタフライ型の屋根としました。
 
◆お知らせ
 
お待たせしました、「南幌まちなかの家」では9月よりオーナー募集を開始いたします。南幌暮らしを楽しむ家として、またお得感満載のモデルハウス案件として、みなさまのお問い合わせをお待ちしています。
         
お問い合わせ先
●価格&販売について ㈱アシスト企画    TEL:011-764-5150 担当:柳ゆかり 
 
●間取り・仕様・その他  山本亜耕建築設計事務所  TEL:011-671-8600