2019年8月25日日曜日

まちの魅力

今日は久しぶりに南幌町へ。第二期工事が始まりアーキシップ&アルチザン組の6軒目がもう完成間近・・・早く足場がなくなると街並みがもっときれいに見えますね~(笑)

さてヴィレッジ内を歩いていて気付いたことがあります。みなさんご存知、上の写真は地元建築家と地域工務店が協働して作った「みどり野きた住まいるヴィレッジ」

ゆったり田舎暮らしを満喫するために街区はひとつおきに販売するから、当然ながら家は千鳥に建って行く。なのでこんな風にゆったりと奥行きのある景観が出来上がる。

それに対して・・・道一本挟んだ隣りの街区は通常通り敷地販売は早い者勝ち、そこに本州大手の友友林業や三条工務店、二サワホームなんかが家を建てている。


そっちの街区はこんな感じ・・・本当に回れ右するとヴィレッジが・・・元に戻るとこの街並みが同じ住宅街に存在している。

ヴィレッジ建設に参加してみて学んだことは、4~5棟の明快な方向性を持った建設が始まるとそれにつられるように周囲の敷地も売れ出す。しかし建設が野放しだと、同じ素晴らしいロケーションもぜんぜん生かせないし出来上がる街並みも全く異なるものになってしまい易いということだろうか。

従来は家を本州メーカーに任せるのか?はたまた地元の作り手に任せるのか?は主にお金が地域に落ちるか否か?とか地元の仕事がなくならないか?みたいなことで論じられてきた。

でもこうしたヴィレッジと隣接街区の違いを見ていると、大手か?地元か?ということよりも・・街並みという視点で本当の住まいの価値を考え直してみたいと感じた。

今日はJoyce Jonathanなんていかが・・・ヨーロッパの香りがします。