2020年8月9日日曜日

今日は休日


今日は畑のトマトが真っ赤に実ったので朝から収穫をしました。
写真は毎年植えている中玉トマト。

今年は追肥を工夫したのでとても甘くおいしいトマトができました。(笑)そのまま食べてよし、煮てトマトソースを作るも良しなのですが・・・今日はオーブンでドライトマトを作ろうと思います。
こんな風に天板にクッキングペーパーを敷いて、横二つ切りにしたトマトを弱火でじっくり二時間くらい。

途中の半生状態のものも甘くて美味しいのでオリーブ油漬けに。残りは冷凍して長期保存用にしようかな。
さて・・完成まで先も長いし・・今日はせっかくのお休みなので・・お先に楽しませていただきます。(笑)

今日はイタリアっぽい曲がいいですよね~(笑)




2020年8月8日土曜日

宮の森の家Ⅱ 内装工事

「宮の森の家Ⅱ」は内装がほぼ完了しました。曇りガラスを通して光が拡散する感じはとてもきれいです。

屋根の木組みと合わせて家がきれいに見える場所です。

クリナップ直需事業部さんによりキッチンが取り付けられました。今回のキッチンのポイントは客席側には柔らかな表情のエコシラ合板、作業スペース側は白のメラミン化粧板と貼り分けたところ。 

ベーシックなデザインながら白の壁の中に柔らかな木肌が色を添える内装となります。
大きな吹き抜けを家の中央に持つところは「西野まちなかの家」に似ています。

こちらは吹き抜けに面した畳コーナーです。

今日はボサノバでも聞きながら仕事しましょう(笑)




2020年8月4日火曜日

常盤の家 竣工お引渡し


8/1(土)は「常盤の家」のお引渡しと取説でした。

想えば・・「南幌まちなかの家」を気に入っていただいてご契約いただいた若き住まい手さん。必ず小さな息子さんと3人でお打ち合わせにお越しになって、たくさんお話しをしました。

最近は若い建て主さんの住宅を任せていただくことが増えました。みなさんある意味凄く建築のことを理解していてセンスの良い人が増えたなあと感じます。

外壁の板張りも圧倒的に30代~40代の建て主さんに人気。意外にも違いの判るはずの50代以上がサイディングだったりいわゆるツルツルピカピカのきれいな仕上げを好む傾向があります。経年でシルバーグレーに変化する木の外壁をカッコイイ、美しいと言う感性の豊かさは、、地域に生きる建築家としてとても嬉しく感じています。

「常盤の家」の外壁もどんな色合いを見せてくれるのかとても楽しみです。

簡素である意味そっけなくさえ感じる外観に対して、室内は北海道の美しい建材をたくさん使いました。

顕わしの柱や梁、垂木や合板は道産のカラマツ材を 使ったもの。赤味の強い暖かな木肌が柔らかな電球色の照明に映えるように考えました。

写真は階段の折り返し地点に当たる踊り場を跳ね出して親子の読書コーナーを作ったところ。ちょっぴり床の高さを変えることで、小さな家の中に面白い居場所を作ろうと思いました。 
室内から見ると外は丸見えなのに、外から見ると家の中が見え難い縦格子も今回は少し広めの間隔で使いました。

大きな窓は見学会の時こそ大好評ですが、引っ越しが終わり生活が始まると十中八九はレースのカーテンで閉ざされて外の景色も光も楽しめない、内向的で詰まらないものに堕ちてしまいます。

理由をよくよく聞けば・・通りを歩く人と目線が合うのが気になる、室内を覗かれる気がして落ち着かない等々・・がほとんど、そんな理由で街中や建て込んだ市街地では縦格子を使うことが増えました。

窓辺の薪ストーブ、ソファとダイニングセットの入ったLDKです。壁の羽目板は美しい正目のモミの木、床は新築臭の苦手な建て主のために工場塗装の白樺材フロアとしました。

ソファはもう10年来のお付き合いのbloccoさん(旧:沼田椅子製作所)、ダイニングテーブルと椅子は旭川家具の老舗、匠工芸さんです。

日本を代表する木といえば何と言っても杉ですが、杉のほとんど生えない北海道ならではの、松材と広葉樹のインテリアをいつも意識しています。

カラマツの尺梁(梁の高さが1尺:30cm以上あるもの)を半間(約90cm)ごとに登り梁として掛け、ハシゴ状に根太を落とし込んで合板を貼りその外側にグラスウール(以降:GW)で35cm断熱をしました。

居間は二階ですが屋根に太陽が当たっても中々暑くなり難く、南北に通風用の窓があるので夏でも風を通したり、夜間はナイトパージ(夜間外気冷房)も使えます。

こちらは、最近話題のテレワークスペースにも使える家庭事務コーナー。🍙型のユニークな椅子はウッドペッカー/匠工芸。椅子の前半に座ると仕事用として、疲れて背にもたれると安楽椅子になる優れもの。座面と背は茶のレザー、耐久性が高くて一台あると本当にテレワークが楽しくなります。

窓はドレーキップ(内開き内倒し窓)高い防犯性をキープしながら写真のように窓開けしたまま外出できます。 
こちらはお母さんの動線に絡めた電子レンジ置き場と食品庫。足元にルンバも入ります。(笑)、大らかな一室空間のLDKはお馴染みの北海道スタイルですが、冷蔵庫や食品庫、電子レンジ等々・・・のようなちょっと隠したいところを上手に作ることがコツです。

一室空間だからってなんでも見えていいっていう訳じゃあありません。

上の写真から電子レンジと食品庫がどこにあるのかお判りでしょうか?ちなみに対面型キッチンのタイル壁(黒のスポットが二つついた壁)の裏には調理前に手の洗える多目的シンクがあります。 
こんな風に、LDK全体は大らかな一室空間であっても、隠すべきところはしっかり隠すことがすごく大切です。

ちなみにインターホンやボイラーのリモコン、24h換気のスイッチ、照明のスイッチ等もこんな風に見え難い、お母さん専用の動線に隠れるように配置しておきます。

こちらは玄関ドアを入ってすぐの土間玄関の様子。冬が長く靴もコート類も、雪の少ない地域に比べて軽く倍はある北海道。

毎日の出入りやお客さんを迎える玄関はスッキリ感と大容量の玄関収納を両立させねばなりません。ちなみに左に黒っぽく見える壁の裏側が天井までの大きな靴箱、正面奥の窓の前に掛けられたコート類がちらりと見える間取りとしました。

写真の右奥に見える入り口は冷温庫(物置)に続くもの。他の部屋へ続く動線を予感させることで狭く見える感じを除いています。 
こちらが振り返った玄関側の土間。左奥の背の高い扉が玄関ドア。白く塗った構造用合板が汚れを気にせず大らかな内装になるように考えました。子供の三輪車やお母さんの自転車も多少ハンドルが壁に当たってもぜんぜん気になりません。 
こちらはプライベートゾーンである脱衣所と絡めたオープンなトイレ。

すぐ隣が主寝室なので一人でおトイレを覚え始めた小さなお子さんがいてもお母さんは安心。もう寝室から離れた、おトイレまでお子さんに付き合わなくて済みます。(笑)個室ではないので、イタズラ盛りのインロック(ママ出られなーい/泣・・)も安心。

もう一つは高齢化対応、住まいは長く住むもの、40で建ててもローンが終わるころは75才・・・高齢化リフォームで必ず聞く高いニーズがトイレと寝室の近接化とバリアフリー(無段差)化・・・でも考えてみて下さい。

誰だって35年後どーなるかなんて分かりません。確かなのは歳は絶対に取るという事。じゃあ~トイレの一つを子育ての時も歳を取ってからも使い易いものにしておくことは大切だと思います。

ここまで読んで・・「ええ~っ山本さんに家を頼むとおトイレにドア付けてくれないの~??」と心配することなかれ・・ちゃんと従来型のこもれる一人になれるトイレも他の階にご用意しています。(笑)安心して下さい。

要はたかがトイレ・・されどトイレ・・意外にも個室型を使える時期はそんなに長くはないんだよね~という事を言いたかったのです。(笑) 
こちらは1階からの階段。パッシブ換気のためのスリットが見えます。半階上がって最初の読書コーナーにつながる感じです。

「常盤の家」の工事に携わったすべてのみなさんに心よりお礼を申し上げます。四カ月半、本当に献身的に素晴らしい仕事を納めてくれて感謝しています。

おかげさまで小さいながらも機能性に溢れた愛すべき住まいができました。みなさんの鍛えぬいた技と繊細な心配りのおかげで私たちは毎回仕事ができます。地域の素晴らしい素材や技をもっともっと地元の人に知ってもらえるように私もさらに精進したいと思います。

最後になりますが、私をはじめ多くの地域の作り手や生産者のために貴重な挑戦の機会をお与え頂いた建て主さまに心より感謝申し上げます。

大切なご自宅を誰に頼むかはまったくもって住まい手さんの自由です。多くの人がより資本の大きな有名メーカーに頼みたい気持ちも悔しいながらよく分かります。

その一方でチャンスを頂けなければ今までブログでご紹介してきたような物語は到底生まれることなどありませんでした。そんな大切な想い出の一つ一つを大切にして精進してまいります。素敵な時間をありがとうございます。  2020.08.04 山本亜耕

工 務 店:飛栄建設HP http://www.hiei.co.jp/
担当:松田卓也 棟梁:宇野伸二

オーダーキッチン:クリナップ直需事業部HP
担当:石川一人

製作家具:匠工芸HP https://takumikohgei.com/
担当:桑原 強


今日は素敵な建て主さまと現場のみんなのために一曲贈ります。





2020年7月24日金曜日

実ってきました!

7月は畑の野菜にとって実りの季節。もう15年以上続けている家庭菜園も随分と上達し、毎年美味しい野菜が採れるようになりました。

最初の頃は扱いが分からず、苗を枯らしたりして失敗もありましたが、ここ最近は慣れてきたというのか、自然になったのか・・最低限の世話さえしておけば勝手に相応の量の野菜が出来るようになって・・

家族で頂くのみならず、その年にご契約を頂いた建て主さんにはすっかり定番のお裾分けになりました。

写真は毎年作るナスのくろべい。中型のナスでたくさん採れます。ナスの辛みそ炒めや焼きナス、煮びたし、フライパンで焼いてショウガ醤油か辛子を付けて、トマトソースと一緒にパスタにグラタンに・・・・・水と肥料が大好きで夏の終わりに刈り込んでおくと秋ナスも採れますよ~(笑)

写真はミニトマトのアイコ。長粒種の可愛いトマトでお子さんたちにも大人気。たくさん採れた時にはトマトソースにしても美味しいですよ。(笑) 
こちらはミニトマトのイエローキャロル。油カスを多めに追肥するととても甘く出来上がります。完熟させるのが美味しくて色もきれいです。

キュウリは夏すずみ。形が良くてたくさん採れます。

こちらはたくさん茂ったバジル。生のままでも乾燥させても、最近では自家製パンに練り込んで香りを楽しんでいます。 
毎年、雪が降る直前までたくさんの実を付けてくれるピーマンのあきの。肥料が大好きで病気に強く長い間収穫できます。 
庭で行うBBQに大活躍、焼びたしも美味しいシシトウです。唐辛子種なので肥料が切れると途端に辛くなります。

私の家ではシシトウを油で炒めて、フライパンが熱いうちにポン酢を加えてさっと煮立たせ、熱いままタッパに入れて冷蔵庫で保存します。次の日が食べごろですからお皿に盛りつけて上から鰹節を振ってさあどうぞ!(笑) 
こちらは青じそ。お刺身やカルパッチョの薬味、手巻き寿司、意外にもお味噌汁やコンソメスープにも合います。

今年は赤じそを植えませんでしたが、夏の赤じそならたくさん茂らせた葉をよく煮てジュースにします。子供たちには大人気で、お母さんのシソジュースはすぐに完売!もちろん梅干しとも相性抜群ですね~(笑)

みなさんもぜひ家づくりと一緒に家庭菜園を始めませんか~食べてよし!あげて喜ばれ、育てて楽し!・・・山本設計にとってジンギスカンが楽しめる場所と同じくらいお勧めで欠かせません!(笑)

今日は米津君ですね~いいです!


常盤の家 鍛冶屋さんの良い仕事

写真は「常盤の家」の手摺の写真です。

鍛冶屋さんは幅が25mm、厚みが6mmの鉄製の板を曲げ器用に溶接しご覧のように美しい焼き付け塗装で階段を仕上げてくれます。 
建築にとって空間のもつ魅力はとても大切ですが、こんな風に毎日手にする小さな部分を丁寧に心を込めて作ることも空間の良さと同じくらい大切なことです。

まさに私たちが作る家は地域の職人さんたちの技術の展示場。私は設計者として地域建材の生産者さんや職人さんの技をたくさん紹介したいと思っています。

私をはじめ地域に生きる生産者や職人たちにとってデザインや仕事の確かさが分かる住まい手さんが増えてくれることこそ、腕を落とすことなく、冬場の出稼ぎの心配などせずに幸せに地域で生きて行ける方法だと思います。

これからもお客さんの期待を裏切らぬよう精進して行こうと思いました。

ぜひブログをご覧のみなさんも他の展示場で細部に目を凝らしてみて下さい。

どうでしょうか、平たい鉄の板がコの字に溶接されているのに継ぎ目が全然分かりません。下の階から上がって来た木製の手摺と鉄の手摺がピタリとつながってそれを止めるビスの頭も飛び出すことなく鉄の板の厚みにドンピシャで納まっています。 
こちらは足元の写真。グラグラさせないために手摺の足を二本、階段の周り段部分に回しています。 

ちなみに手摺子の間隔は11cm以下。地域仕様である「北方型住宅2020」の仕様に沿った小さな子供にも安全な手摺です。
こちらは下の階から上がって来た木製手摺と階段のジョイント部分。

段板の先端は人の足に優しいように太鼓状に面取りがされています。そこに手摺の脚の中間が1か所留められ・・・ 
脚はL型に加工され段板の一番邪魔になり難いところに留め付けられます。こうすることで手摺の脚を太くすることなく丈夫に取り付けられます。

今日は米津玄師なんていかが



2020年7月22日水曜日

宮の森の家Ⅱ 内外装工事


雨の合間を縫って外装を貼り終えた「宮の森の家Ⅱ」。今回は押し縁が45×30と太いのでより精悍な印象になりました。
内部では石膏ボードがどんどん貼られています。室内に間仕切りが少なく大らかな間取りなので屋内で石膏ボードの加工ができます。

写真は土間玄関ですが、アウトドアスポーツが大好きな住まい手さんのために準備室を兼ねる空間としています。またもう一点はゆったりとした土間空間でストーブの炎が楽しめるようにペレットストーブが置かれます。 
二階では寝室やその他の部屋のボードが貼られて行きます。界壁が太鼓のように反響し音が隣室に伝わるのを抑えるために界壁には遮音用グラスウールが詰められます。 
1階は階段が掛けられほぼ石膏ボードを貼り終えました。写真に見える正面の壁は美しいレッドシーダーの羽目板を貼ろうと思っています。

今日はOfficial髭男dismなんていかが



2020年7月20日月曜日

薪ストーブ


初めて使うmorso2840CB。やっぱ対流式ですね~
自分の周りの建築家の多くは輻射式で煙突を屋根貫通とするパターンが多い。平面的にも和室の床の間みたいに空間の主役として慎重に位置決めされ、耐火煉瓦の床と壁がバランスのよいインテリアを作る。自分は少々ひねくれていて、煙突は壁貫通、配置は薪ストーブ様が主役というよりは毎日使える道具として部屋の隅にさりげなく置きたいと思うタイプ。炎のある間は天板の上でおでんを煮込んだりケトルが掛けられたりすることも大切なので・・天板が使えなくなり易い上抜きの煙突も好みじゃあない。薪ストーブにはまると・・多くの施主が薪を自分で調達し始める・・工事現場を回ったり、伐採した木をもらってきて自分で割る人もいる。その際問題なのは・・薪の含水率・・しっかり乾燥した広葉樹の薪なら火持ちもするし煤(スス)の発生も少ない。でも生乾きのものは凄く煤が出る。そんな時に壁貫通なら煙突掃除が屋外から可能だけど・・室内だと気を遣う。在宅時にしか掃除は頼めないし・・そんな理由でストーブ本体が赤熱しない対流型の小型ストーブを壁抜きで部屋の隅に配置して使うことが多い。ストーブ本体の温度が低いので壁に近づけられるし・・耐火煉瓦のような高価な内装も不要になる。薪ストーブを従来のように特別なものじゃあなくて・・北国の日常の道具として使える家にしたい。せっかく素敵な「寒さ」があるんだから(笑)

モルソーはデンマーク製

部屋のコーナーにもピッタリ置けるかたち

小型で本体が赤熱しないので壁にこれだけ近づけて設置可能です。

大好きだったSCAN CI-4GL CBです!最近は手に入りにくくなって残念・・・


現在の後継機はmorso3142CB

南幌で使ったmorso7642

今日はJazz B.エバンスなんていかがでしょ
          


2020年7月15日水曜日

南円山の家 着工


7/13(月)より「南円山の家」着工しました。敷地は札幌では珍しく前面道路が4m。敷地は間口が8m弱に対して奥行き18m以上。この敷地に小さな三角屋根の家を、そおっと・・差し込むように建てようと思います。
地盤は短い杭が必要で、画面手前から奥にかけて固い支持層が浅くなっている様子。隣地の離れが取れないので、基礎工事は慎重に隣家に配慮して進めます。

道路はさすがに狭くて材料の搬入やストックに工夫が求められます。当然ながら敷地内に運び込んだ材料を組み上げるのにも一般的な敷地とは異なり、設計段階から適切な工法選択を行いました。

特に今回は三角屋根のご要望だったので、2階の床で小屋組みのトラスを組み立て小型クレーンで建て方を進めようと考えています。

無事着工できたので今日はB.ジョエルでも聞きます。