2011年12月12日月曜日

北25条の家 気密工事

「北25条の家」が気密工程に入りました。そうもうすぐにタギ先生の気密試験の頃合ですよね?ブログで何度も紹介しているように気密においては絶対の自信を持つ丸稲武田建設の武田社長の厳しいチェックの中で今日も現場は進みます。もちろん他の工務店の水準が低いのではなく(笑)基本的に弊社の物件の全てがC値(相当隙間面積)が今のところ0.2cm2/㎡以下ということですからみなさん十分に凄いのです。まあ0.1と0.2の違いといえば、家中の隙間をすべて一箇所に集めたとしたら名刺1枚より小さいか若干大きいか位の差しかありませんが、数値化(みえる化)すれば思わず燃えてしまうのもまた人情(笑)。というわけで今日は気密の監理をしています。

コンセント廻りや...

弱点となりやすい角部分の増し張りテーピング...

先張りされた開口部廻りにしわやよれがないか否か...じっくりと見てゆきます。

外部は既に板金の下地まで到達し板金屋さんの乗り込みを待つばかりです。最近、外壁は木貼りの仕事が続きましたが、「北25条の家」は久しぶりに(2008年の新川の家以来)板金の外装となります。シンプルな壁面を生かしコンパクトなキューブ(四角形)が映えるようにクライアントさんとも色々と検討を重ねました。

この写真を見て「おっ!」とか「ほほう~」と唸る人はまあ...かなりマニアでしょう(笑)。手前が現場の屋根、奥が隣家の屋根ですが雪の量がまったく違いますよね~。そう、断熱がしっかり機能していると室内で暖房しても屋根の雪にはほとんど熱が伝わりません。当然ながら屋根の雪は降ったままの粉雪の状態を保ちやすく→風が吹けば飛ばされやすくなり→氷柱もできづらい。ということになるのです。このシート防水のテーブル屋根を教えてくれた先輩建築家の小室氏曰く「屋根の雪は落とさない、さわらない」がコツとのことで、今ではすっかり弊社おなじみのスタイルになりました。ほんとうに持つべきものはよき先輩です。

さてigrek-Uに匹敵する凄腕の素人パピヨン誠のパフィュームカバーはいかがでしょ?
すごいですよ~。ちなみにベースに絡む高速カッティングギターも彼、カッコイイです。