2025年5月23日金曜日

通年型のパッシブ換気に進化させる

今までの自分の設計するパッシブ換気は主に暖房期(冬)の大きな内外温度差を作動動力に据えた冬目線のものでした。

その理由はシンプルで夏が涼しく短い北海道なんだから初夏から窓開け換気ができるし、盛夏といったって延べで2週間あるかどうかなんだから、計画換気のシーズンは主に窓開けのできない冬に重心を置けばいいよね・・といったもの。ところがここ数年はそんなこと言ってられないくらい夏が暑くなってきた。

そこで・・夏の冷房期も窓を閉めたまま必要換気量をどうやって確保すべきか?・・に軸足をシフトしつつある。北方型住宅ZERO「南幌まちなかの家Ⅳ」では従来の壁抜き排気口ではなく断熱煙突を用いた煙突型の排気口に進化。その理由がまさにこの”南幌の風資源”

年中吹く一定の風速で通年型のパッシブ換気を目指します。

夏も冬も自然エネルギーで家中新鮮な空気循環・・なんてすばらしいんでしょ/笑

今日はにじいろ・・こんなコラボがあったんですね