2025年5月19日月曜日

南幌まちなかの家Ⅳ 建て方開始

 

「南幌まちなかの家Ⅳ」では建て方が始まりました。本日は現場を担当していただいているネオス建築さんの中野所長さんと皆川棟梁により土台敷きが開始されました。写真は足場の上から見下ろしたところですがシンプルに整理された基礎の構造区画が分かります。

土台と基礎の間の気密を取る部材はレール120/Jベック製。床下に冷気が吹き込まぬよう基礎断熱に欠かせない材料です。

こんな風に厚手の防湿シートに締め付けることで潰れて気密を確保するゴムが日本レールのように接着されています。基礎と土台の間にこの建材を敷き込んでから土台を取り付けボルトできつく締めあげます。

レール120/Jベック(株)HPhttp://www.jbeck.co.jp/products/kimitsu/rail/index.html

本日の目標は1階の柱をあらかた建てるところまで。構造材の加工は(株)ニッショウさん。赤平の共和工場で加工していただきました。
株式会社ニッショウ https://www.nissyoprecut.jp/company/

ナットをしっかり締めて土台をしっかり基礎に圧着させてゆきます。

気密レールを敷き込んだ後、さらに気密を上げるためにコーキングも行います。中野所長自ら外周部全て丁寧にコーキングして行きます。

こちらは床組を支える鋼製束がずれないように土間に接着するための専用接着剤です。ネーミングにシャレを感じます。


こんな風に細くとも強度の高い束柱で床組みは支えられています。これによって非常に高い床剛性を得られます。また高さを調整することが可能になるので後から床の高さを微調整することも簡単になります。

明日より梁掛け(高所仕事)となりますので引き続き安全に進めて行きましょう!

今日は竹内まりやなんていかがでしょう