「北郷の家」の性能向上改修。各部補強の様子。自分的には1階の柱が長過ぎ、胴差:■105は細過ぎ・・開口部の集中する南側壁面には高さ約2.1mの掃き出し窓を入れても、窓上に結構な高さの下がり壁が残る。そこで既存の梁下に補強の梁を追加し耐力面材で縫い合わせてモノコックにしようと思う。準耐力壁的に壁量の少ない南側壁面を強化したい。床下には防湿と断熱を施し抑えのコンクリートを60mm程度打設した。2階の床はできる限り梁の天端を揃えて強力な接着剤併用で厚物合板を使い剛床とした。もちろん屋根面も同様である。
開口部の多い南側壁面は既存の梁の下に新たな梁を追加した。柱と梁の接合は全て、新築と同様、金物接合にして強化します。
床は24mmの合板を高さを揃えた梁の上に直接、釘+接着剤併用で留めつけて剛床とします。剛床にすることで耐震性の向上、接着剤を用いることで二階の床の打撃音が低減されます。
床下には防湿シート+断熱材+抑えのためのコンクリートを打設しました。
本日の現場の様子です。
今日はLi-sa-X&HAZUKIなんていかがでしょう。オリジナルと聞き比べるのもよいと思います。
オリジナルはこちら・・