性能向上改修「北郷の家」では外壁を貼り始めました。この外壁、羽柄材の貫(道南地域以外は基本は松材)を仕上げることなく木質保護材にドブ漬けし押縁で縦張りするものですが、安価であることを第一に考えています。
基本的に地域資源の有効活用の観点から未乾燥材の活用、表面はのこ引きのまま仕上げない・・・木肌の白い松材(エゾマツ、トドマツ)を保護材に漬けると最初は薄緑ががったグレーのなんとも冴えない感じ/笑・・始めた当初はお客さんも「本当にこれで仕上がりですか??」なんて不安がられましたけど、松は木肌が白い分、翌年には大変身して周囲にしっかり馴染みます。今では北総研さんが防火構造の認定ルートまで開拓してくれたので準防火地域内でも大活躍です。
外壁を貼り終えた当初はこんな感じなのですが・・少々冴えない/失礼
しかーし1年後にはこんな感じに落ち着いてします。
縦格子の部分も貼り終えた当初はこんな感じですが
翌年はこんな感じでばっちり落ち着きます。
この写真は築後11年経過した現在のものですがすっかり周囲に馴染んでしまいます。
本日は弓木ちゃんとMINAさんで行きましょう