2026年2月21日土曜日

南6条の家 見学会のご案内

 


昨年より飛栄建設さんと建設を進めてきました「南6条の家」がいよいよ竣工を迎えます。 まちなかに建つ20坪の小さな平屋。この度、建て主さまのご厚意で見学会をお許しいただきました。冬の暖かさはもちろん、夏の涼しさをテーマに取り組みました。

ぜひ最新の北方型住宅2020の住まいをご覧ください。


ご希望の方は必要事項(見学希望時)をご記入の上当事務所のお問い合わせフォームよりお申込みいただければ幸いです。

 お問い合わせフォーム https://ako-a.com/contact.html


◆「南6条の家」とは

まちなか暮らしを楽しむ小さな平屋

実家を建て替えて小さな平屋で伸び伸びくらしたい。近年、現役&リタイヤ世代を問わず支持を集めているのが小さな平屋暮らし。

二人暮らしにちょうどいい広さと工夫の数々・・・

17年目を迎える300mm断熱の実践を通して暖かさや、寒さの除去は十分完成の域に、反対に年々厳しさを増す暑さへの対策に注目が集まっています。庇のない太陽がたくさん入る今までの北海道の家は冬は暖かくとも、夏は暑すぎて仕方がありません。

そこで冷房用塔屋を設けて冬のみならず夏も涼しい平屋としました。


北海道が1988年から年次改良を続けている「北方型住宅」時代の流行りに流されることなく誰にとっても大切な、快適性、ユニバーサルデザイン、耐久性、省エネ性、地域性、設計図の保管とそれらの見える化を進めてきました。その最新版である「北方型住宅ZERO」の基準を満たしています。


ZERO基準はそのベースとなる北方型住宅2020基準に10ポイント以上の更なる省エネ要件をプラスしたものですが、南幌まちなかの家Ⅳは+10ポイントとなっています。特に外皮性能のUA値:0.17W/㎡Kは国の定める最高等級7(断熱等級/UA:0.20W/㎡K)を超えるものです。


◆BELSについて


今日はマドンナ HSCCのカバーで


2026年2月20日金曜日

南6条の家 2026.02.20

お引き渡しの予定が決まると・・床下の予熱を開始します。
冬の基礎コンクリートはキンキンに冷えています。基礎断熱してあるとはいえ、湿った冷たい床下のコンクリートは中々温まりません。

建物を予熱することなくお引き渡しすると・・必ず、「寒い・・特に床が冷たいです」と連絡を頂くことになり・・「基礎断熱は床の冷たさが消えるまで1年くらいは掛かります」みたいな残念な言い訳をせざるを得なくなります。基礎断熱は床に断熱がありませんからその表面温度は床下の温度が決めてしまいます。

そこで低温のお湯を回してゆっくり床下を温め始めます。もう一つは床下を予熱することで湿ったコンクリートを乾かし、結露やカビといった湿害を予防します。もちろん床下の温度だけ上げるのではなく・・パッシブ換気の床下給気を開放してカラカラに乾燥した冬の外気を導入し加温することで「最強の水取りぞーさん空気」を床下生産し仕事をさせます。仕事を終えた空気は湿気を吸って軽くなり煙突から外へ・・その分、また新たな外気が床下流入し、給気⇒予熱⇒排気のサイクルが自律的に回転を続けます。

床の上には仕上がった内装があり・・かなりの湿気を出しています。そこで床下を乾かした後は室内もついでに乾かしていただきます。
 
仕事を終えた空気はパッシブ換気の排気口から煙突へ・・排気された分だけ新たな外気が床下に流入してきます。


今日はEVELYN CHAMPAGNE KING、HSCCのカバーで



2026年2月7日土曜日

南6条の家 2026.02.07


南6条の家の本日の様子です。場所は洗濯+脱衣+収納を一体的に行えるユーティリティースペース(ゆったりした洗面脱衣スペースの意)内装はクロスが貼られてたいへん明るくなりました。北国では約半年間、屋外干しができません。そこで洗濯乾燥室とファミリークロゼット一体の大きく明るい空間としてデザインします。写真の奥が浴室。床は耐水性の高いタイルになっている場所が脱衣と洗濯機のスペースです。

汚れた衣服を脱いだら忘れずに目の前の洗濯機に入れて下さいね・・という流れを動線化してあります。北側の洗面脱衣所は暗い&寒いというイメージがまだまだ強いのですが・・実際は家の中で一番暖かでカラリと乾燥した気持ちのよい場所になります。

浴室や洗面脱衣周りにありがちなジメジメとしたネガティブなイメージは断熱設計が下手だったころのお話し。残念なことにまだまだその頃の常識で語る自称:名人&達人もyoutubeにはたくさん居ますが、現実はぜんぜん違います。

こちらは洗面脱衣所の床に設置した床下点検口。45cm角の蓋を二つつなげて長さ90cmのものも収納可能。床下も室内と同じ環境になりますから、今の時期なら夏物や夏靴をしまっておくのに大活躍します。もちろん床下照明も付いているのでとても使い易い収納になります。

宇野棟梁が加工してくれた棚板の太鼓面。手触りのよい丁寧な仕事です。もちろん棚板は高さを可変できますから、収納するものに応じて自由自在です。

天井の梁と天井仕上げの木毛版そして壁のクロスの貼り分け。それぞれがぶつかり合うところに丁寧さが求められると同時に・・最終的のどの仕上げ材が一番上に来るのかによって見栄えのセンスが問われます。

南6条の家の敷地は準防火地域・・工夫せずに内装だけを考えれば木の部分もすべて不燃材で覆ってしまえば原則はOK・・でもそれじゃあアパートや団地と何ら変わらない/笑。

遊び心も手間暇かけた丁寧な仕事も合理の前では単にメンドクサイだけ・・それだと北方型住宅ではありません。居心地の良さや環境性は大切。そうした性能をベースに北国ならではの住まいの楽しさを考える。
こちらは窓の前のストーブスペース。灰が落ちても床や壁が掃除しやすいようにタイルを貼っています。

こちらは居間の東側の壁、落ち着いたモリスカラーのグリーンとしました。まだ照明がついていませんが、電球色の照明と相まって演色性の良さが際立つように考えました。

今日はオールスターでKARAのStepなんていかが