2014年11月17日月曜日

澄川の家 製作家具工事

実は僅か26坪の「澄川の家」ですが食卓テーブルは6人掛けなんです。もちろんそんな大きなテーブルがそのままでは入りませんから折りたたみ式。その製作を担当したのはもちろん上川の「匠工芸」さん。先日、現社長の桑原義彦氏が「黄綬褒章」を受章しましたが、当事務所の椅子やテーブルを長年作ってくれる老舗の家具屋さんです。
 
黄綬褒章について http://takumikohgei.com/news/

これが伸び縮みの仕掛け。黒いのは天板の反り止めの分厚い鉄板。材質は?まあ~「匠工芸」と言えばナラ材ですよね~(笑)。

写真のテーブルは見ての通りチョット取り付け方も変わっていて半固定式。奥に見えるフローリング製の対面キッチンにテーブルの片側を固定する事で本来は4本必用な脚を1本にまとめてしまいます。

M所長と匠工芸の二代目K部長の協働作業。同じ二代目同士、これからも刺激しあってよいものを作ってくださいね~。

取り付け完成がこの状態。足元がスッキリしてお掃除もラクラク!(笑)天板をフルに延ばせば長さは1.8mの6人掛け。混み合う椅子の足元も、テーブルの脚がないとほんとストレスがありません。

こちらが通常の4人掛けに畳んだ状態。

跳ね上げる事でもうニ席分のスペースが簡単に作れます。こんな合理的なレイアウトが可能なのも今回、流しを担当してくれたクリナップ㈱さんと㈱匠工芸さんのコラボレーションのおかげ。普段から風通しの良いコミュニケーションを作っておくことでそれぞれの得意分野を生かしたものづくりが可能になります。写真の対面型キッチンは最近考案した新しいデザイン。「コの字型レイアウト」のもの。壁面長を最大限使えるので小さなスペースでも対面型レイアウトや6人掛けテーブルが採用し易い。個人的には立派なソファーよりも大勢で囲めるテーブルのデザインが好きです。

今回も床ガラリは「匠工芸」枠はエコシラ合板を留め切りにして納めました。
 
今日は森山直太郎で若者たちなんていかが?昔の歌だけどちょっと涙が出そうになるのはなぜ?