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札幌市, 北海道, Japan
はじめまして。 北海道、札幌市で設計事務所をしています。 暮らしに最も近いものづくり「建築設計」 地域色豊かで環境的、使いやすくて長持。 そんな暮らしのデザインが大好きです。 社会の悩みを建築デザインのテーマにすると面白い! そんなことを考えながら今日もスケッチしています。建築(暮らし)のお話しあれやこれ... どうぞお楽しみ下さい。

2014年9月24日水曜日

澄川の家 超断熱サッシ ノックダウン工事

 

 建築外皮(建築の床、壁、天井)とその延長である「開口部の超断熱化」はこれからの住まいのデザインを大きく変える可能性を秘めていますよね~。「開口部」を熱的な弱点と決め付ける発想は原理主義的ではあっても、ものづくりの現場感覚としては急速に陳腐化して行くのではないでしょうか。
 日当たりのよくない北側敷地に建つ「澄川の家」明るく開放的なLDKを実現するために二階を居間としています。更に年間暖房エネルギーの3割を日射熱で賄うために巨大なハイサイドライトと遮熱ブラインドを外付けする予定です。
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 でも困った事に・・・敷地の奥が南面する北側敷地では、そもそも巨大な窓を付けようにも搬入ルートの確保に苦慮します。そこで、飯田WWSさんと相談して、超断熱サッシを部品に分解し現地で組み立てる方法(ノックダウン方式)を選択しました。窓の大きさは巾:3.5m×高さ:4.0m。面積14㎡、約8.5畳の大きさです。ランマ付きの田の字の形状で、障子の大きさは巾1.7m×高さ2.1m。高価なヘーベシーベの金物を使わず戸車とガスケットで高い気密を出します。(理由はヒ.ミ.ツ.だそうな。まあ~そりゃそうだ/笑)

 本日は開発者の飯田社長、M所長とM棟梁、そして記録係の私の4人でサッシの組み立てを行いました。意外だったんですけど、加工精度が高くて、事前に仮組済みだったこともあり、ほぼ一時間半くらいで完成。住宅の現場で木製サッシを組むなんてなかなかない経験なので記念撮影してしまいました。
 
窓の設計図を前に打ち合わせをする開発者の飯田社長とM棟梁。

さて、組み立て開始!

床に置いてあるのが部品に分解したサッシ枠。

接合部分から漏気しないようにバックアップのシール材を打ち込みます。

縦枠の立て込みは3人掛かり。ちなみにこれ柱じゃありません。サッシです!(笑)

接合部にシール材を増し打ちするM所長。

反対側ではM棟梁も息を合わせて同じ工程です。

構造材とお揃いのカラマツの集成材で出来たサッシの縦枠。ちなみに右側のボール紙で養生してあるのが構造材のカラマツ柱。完成するとどこからが柱でどこからが窓なのか分らないように一体化させてしまおうというのが狙いです。