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札幌市, 北海道, Japan
はじめまして。 北海道、札幌市で設計事務所をしています。 暮らしに最も近いものづくり「建築設計」 地域色豊かで環境的、使いやすくて長持。 そんな暮らしのデザインが大好きです。 社会の悩みを建築デザインのテーマにすると面白い! そんなことを考えながら今日もスケッチしています。建築(暮らし)のお話しあれやこれ... どうぞお楽しみ下さい。

2016年7月30日土曜日

北広島の家 屋根防水工事

僅か30坪のちいさな家ながら、インナーカーポートに物置や自転車置き場まで設けた「北広島の家」。今日みたいに暑くて穏やかな日はそのカーポートで友人や子供たちとBBQを楽しんでほしい。(笑)家の前にお庭と家庭菜園があるともっといいぞ~!・・・そんなことを考えながら本日は降り続いた雨の合間を縫ってカーポートのキャノピー(小屋根)の防水工事です。
 
こちらはキャノピーを上から見た図。合板の継ぎ目をテーピングして周囲に水切りを打ち、あっと言う間にシート防水してしまいます。
 

写真中央の袖壁が「防火上有効な袖壁」の芯を作っているところ。これに耐火ボードを両面貼りにして窓を火炎から守る防火袖壁とします。そうすることで断熱性能とコストパフォーマンスに優れたトリプルガラスの樹脂製サッシ(非防火窓)を使うことができるようになります。網入りガラスを用いた防火窓は防火性自体は高いものの南側に使うと日射で熱割れを起こしやすく、複層ガラスにするとあまり寿命が長くないのが特徴ですが、北広島の家では窓面積の大きな南側は上記の工夫で全て通常の三層ガラスの窓としています。

こちらが半分作業の終ったキャノピー部分。溶接工法なので継ぎ目のない大きなシートにこだわる必要はありません。

厚み2mmのシートをこんな風に重ね代を取って仮止めし、接着液で溶接します。 

こちらがその接着液でシートと水切りを接着しているところ。簡単でもの凄く早いです。
 
こちらは主屋根の様子。これに雪止めを付けて雪が動かないようにして完成です。軒下の雨樋も従来のスノーレーン屋根の縦樋も必用ありません。考え方は勾配が果てしなく緩い勾配屋根(笑)。要は0勾配の屋根面だからこそ風下や僅かな勾配から屋根の雨水は落水し敷地内で浸透処理が可能。樋がないから今までのヒーターやその専用回路、もちろん作動のための電力も全て不要となります。なにより都市のインフラである下水や雨水に接続されていませんから、最近多い大雨でも下水の処理能力を奪う心配が薄れます。
 
今日はPentatonix   なんていかが(笑)