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札幌市, 北海道, Japan
はじめまして。 北海道、札幌市で設計事務所をしています。 暮らしに最も近いものづくり「建築設計」 地域色豊かで環境的、使いやすくて長持。 そんな暮らしのデザインが大好きです。 社会の悩みを建築デザインのテーマにすると面白い! そんなことを考えながら今日もスケッチしています。建築(暮らし)のお話しあれやこれ... どうぞお楽しみ下さい。

2014年11月25日火曜日

澄川の家 内覧会を終えて

 
おかげさまで無事、内覧会を終えることが出来ました。年末を控え貴重な連休にもかかわらず150名を越えるたくさんの方々にご来場いただきました。「チーム澄川」の一員として心より御礼申し上げます。また建て主であると同時に現場所長を務めてくれたM所長、そして弟のM棟梁、協力業者のみなさん、建材生産者のみなさん、流通事業者のみなさんにもこの場をお借りして御礼申し上げます。良い意味で刺激に溢れた学びの多い現場になりました。今後とも精一杯、精進してまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
オープンで暖かなユーティリティー。外部テラスに出るドアには曇りガラスのフィルムを貼る予定です。脱衣所と洗濯そして洗面を兼ねる事も多いこうしたスペースは小さな家でも明るく広々と作りたいです。 
最近増えてきたシースルータイプのユニットバスは脱衣所を広々と明るく見せてくれます。その一方で脱衣時の視線が気になりそうと感じられる方も多いと思いますがそんな時のために脱衣スペースのみカーテンで仕切れるように考えています。

しっかり(超)断熱するメリットの一つは、室内の余計な間仕切りを減らせる事。小さな家でも驚くほど明るくオープンで広々します。断熱に自信が無いと(玄関の寒さを解決できないと)玄関ホールと土間の間に建具が必要な気がしてきませんか?(笑)しかし実際は必用なくなります。

 
超断熱によって余計な間仕切りが消えるということは、今まで寒さを理由に小さな部屋に分けていた空間をまとめて一つにすることが簡単になります。分りやすい例では居間(L)+食堂(D)+台所(K)を一体にしたいわゆるLDKの大空間。もちろん平面的に大きくするだけではなく吹き抜けのような垂直方向にも部屋を拡大することが容易になります。「北国で吹き抜けなんて作るもんじゃない。」そんな風に言われた時代もありましたが今ではより明るく美しい光を愛でることや日射熱を室内に取り込んで暖房費を削減する事も出来ます。 

「澄川の家」の朝。日照時間の短い冬場こそ、居間を光で一杯に満たすために外部の庇の出巾や窓の大きさを計算しています。

北国の冬の日は短い。しかしそれに合わせて間取りを工夫すればむしろ明るく楽しい季節になります。それにしても太陽が低いのが光の角度で分りますよね~。

 
超断熱により、暖房に必用な熱量自体が減ると逆に日射や人体発熱、照明や炊事、洗濯、家電等の生活排熱が無視出来ない暖房に変わります。結果として薪ストーブだって家計を気にせず楽しむ事はもちろん燃料費の高騰も気にならなくなります。よく、「電気料が上がったのでこれからの暖房はなにがよいでしょう?」という人がいますが、そもそも燃費が良い車なら別にガソリンでもディーゼルでも電気だってかまわないと思いませんか? 中々今までの経験から抜け出せない人や逆転の発想に乏しい人に限って効率の良いハイパワーな暖房器具に頼りがち。実は暖房器具の種類なんてあまり問題じゃありません。好きなものでいいんです。(笑) 

夕方、照明が点いてからもきれいでした。
 

大好評だった家庭事務コーナーと勉強スペース。

キッチンは今回もクリナップさん。素敵なキッチンをありがとうございます。
 
今日はこの仕事のきっかけを与えてくださった奥様にシューマンを贈ります。