性能向上改修工事「北郷の家」は現在内装工事中です。クロス屋さんが現場に入り、高いところから(天井から壁へ)順番に作業を進めて頂いています。
住宅街に少し異質な木外壁が現れました。この木外装・・以前もご説明した通り北総研(旧道立寒地建築研究所)による防火木外壁として防火構造認定を取得したものですので、一般的な住宅街(22条地域/屋根の不燃化地域)や準防火地域(外壁は防火構造以上+所定の開口部は防火戸とすべき地域)でも木張りの外装が楽しめます。
自らの室内から自分の家の外壁を眺めるという少し変わった体験ができるように、別棟のアプローチ棟はコの字に中庭ができるように考えました。
クロスの上に壁紙が貼られて行くと見る見る工事現場が人の住処に変わって行きます。
1階のLDKの天井もきれいに貼り上がりました。
壁紙が決まってくると大工さんの丁寧な仕事も相乗効果で際立ちます。
こちらは、階段下の出入り口とその上部にミニ仏壇を格納する造作ですが細部をよく見ると・・・・・
枠が太鼓上に美しく面取りされていることに気付きます。宇野棟梁ありがとうございます。「ただ切って組み立てるだけじゃないんだぜ~」という声が聞こえたように思います/笑。
とてもきれいに作っていただいたので見学会のご相談を建て主さんにしてみようと思います。
今日はILLITなんていかがでしょう