今日は、毎回楽しみにしている札幌私立大学の大学院授業公開、「環境学特論」の日。この試みの面白いところは学生と市民そして私たち実務者が一同に会して授業を受ける事。今日は最終日、今までの授業の成果を生かして学生のみなさんのプレゼンテーション。
実は毎回会場になる地域のコミュニティーカフェ。たくさんの地域住民に親しまれている反面、室内環境(特に今頃の冬場)はかなり厳しい。要は寒い!(笑) もちろん私たちは今までこの室内の寒さを反面教師として講義を聞いてきたわけで・・・学生さんたちのプレゼンも現状の改善計画というわけ。
現状分析について説明した後がユニークで、解決策はおがくずに店で出る生ゴミを加え発酵熱を利用して足湯よろしくテーブル下の床を温めるという斬新なもの。実はこのおがくずの酵素浴。地元でも密かな人気でけっこう冬場には通う人もいる。自分も間取りに詰まったときは地元の温泉健康ランドを愛用するのでこの提案にはかなりグッと来てしまいました。(笑)
なぜ室内が寒いのかを分析した図。
外部的な要因としての日当たりの悪さや開口部の性能の低さをサーモ画像により見える化した図。
そして最終的な解決案へ・・・・すごく刺激的でした。(笑)
札幌市立大学「環境学特論」 http://coc.scu.ac.jp/event/2014/11/20141111111.html