本日、朝一、スラブ(床のこと)のコンクリートを打設した銭函の家。よい事と、すこし残念なことがありました。以前紹介したとおり、最近は1階の床をコンクリートで作ることが多いのですが、本日の銭函地域は、午後より通り雨。当然現場も降られて床がプールに、床をきれいに均そうと待ち構えていた左官屋さんの仕事が一日伸びてしまいました。工程をリードして進んでいたので少し残念。反対によいことは、とりあえず左官屋さんが床を均し終わるまでは天気がもったことと、残暑の季節の大敵、直射日光と、水不足を回避できたことです。コンクリートは急激に太陽熱で乾かすと必ずクラック(細かいひび)が生じます。理想は散水しながら常時高湿度を保ちつつ20℃以上の温度で穏やかに固まるのを待ちたいものです。そんなわけで左官屋さんには申し訳ありませんが、今回は品質重視ということで...。
日曜出勤よろしくお願いいたしまーす。
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うーん水鏡!じゃありません。深さ1cmのプール。
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白と黒の斑点が見えます。
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黒いところは表面のセメント成分が流されて細骨材(砂)が出ています。隣の白い部分は表面にセメント(トロ)が残った状態です。
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こちらはプールにならなかった物置の床、船の上に乗り左官屋さんがコテで床を均してゆきます。見ていると簡単そうですが、やってみると実に繊細な作業で難しいです。
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上が仕上げられている床面、下が砂が出ている状態です。そのまま乾くと当然ながら