銭函の家も内装工事に入っています。きっと皆さんの目から見ると単なる工事中の写真だと思いますが、実は石膏ボードを貼り下地が見えなくなる今が監理する上で最も大切な時間帯となります。コンセントやスイッチの位置は良いか?各種の見切り(巾木や目透かし部分、特に出隅コーナー処理を忘れていないか?)、塗装仕上げ部分には塗装用のボード、それ以外の仕上げ部分にはそれ用のボードとしっかり区別されて使用されているか?各種の塗装色やその機能(床などは滑る塗装?滑らない塗装?等)、製作家具の搬入据付等のスケジュールの確認等々、いろいろあって書ききれないので今日は、みなさん一緒に監理にお付き合い下さい。(笑)
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組みあがった直通階段(銭函の家は3階建て、法律では3階の非難口、と消防隊の進入口及び直通階段が義務付けられます。)1:階段は軋みがないか?、2:しっかり表面が養生されているか?3:壁からの離れは適切か?、4:勾配に違和感はないか?、5:金物部分のビス頭はパテ処理するかしないか?、6:各部の色の確認、7:手摺を付けてからでは入らないものの確認(大型家具やピアノ等)
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写真はユニットバスの底部分です。1:赤い温水管と青い冷水管が下地にしっかり固定されているか?2:電気配線の隠蔽部分の固定はなされているか?線と線をつなぐ部分はジョイントBOXが使われているか?3:UBの固定は頑強か?
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銭函の家はクライアントの要望で床と壁の間に巾木がありません。しかし壁は塗り壁を予定しています。単に巾木を取ると、塗り壁が掃除機を使うたびに、細かく砕けた粉になり床を汚します。そこで見切りを最小限の寸法で入れます。
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塗装仕上げの壁もあるので、窓のコーナー下地を入れているところです。いわゆる「ピン角」は出来たときは美しくともすぐに欠けてしまいます。6Rの丸面を付けてコーナーを守ります。