屋根断熱が完了し、左側から野地板(最終的な屋根防水の下地)を貼っている様子。
(2024.10.08)
防水下地となる24mmの構造用合板
屋根の谷部分の詳細。
屋根の通気層で大切なことは、写真の左右のみならず前後にも空気が移動できるように欠き込みを入れることと、通気層の高さが90mm以上あること。
壁の通気層と屋根の通気層を連続させるために外周部分の通気垂木にも欠き込みがあることを確認する。
敷地内の安全を考えて無落雪を実現するために必要な形がバタフライ型屋根。その形状は積雪寒冷地にとって必要なものであると同時に屋根の中央に雨水を集めてしまうという屋根本来の水切りのよさとは逆行するものでもある。
それを実現するのが継ぎ目のないシート防水工法。北海道の木造住宅の9割は板金による屋根防水だがこのシート防水は防火認定を取得した樹脂性のシートを溶接して完全な防水構造を実現する。施工速度も速くこの規模の屋根だとほぼ3人で半日程度で屋根の防水が完成してしまう。
今日はKOIAI・・すごい