2025年4月23日水曜日

北郷の家 2025.04.22

「北郷の家」は屋根から本格的に作業を開始しました。2階の梁組みを完成させるべく、変形した柱や梁を交換又は補強し、極力2025年現時の強度に近づけます。

もう一点、屋根を早く完成させる目的は今後増える雨への備え。GWの連休も近づいてきますから、お休みの最中に家の中に雨が入らぬよう屋根は急ぎたいところです。

既存の細い梁の下に補強の梁を入れ、屋根の上に雪が積もっても安全なように補強を行います。

斜めに渡された仮筋交は、既存建物の狂いを修正し、仮固定するためのものです。この固定が甘いと補強・・すなわち建物を固く丈夫にする際にどんどん建物は変形してしまいます。

上が当時の細い梁、その下に太い梁で補強を行います。

当時は(仕口+釘)だけだったものを金物接合に変更します。


こちらは羽子板ボルトによる接合です。



今日は高中正義なんていかがでしょう








南幌まちなかの家Ⅳ 2025.04.22

 

「南幌まちなかの家Ⅳ」の基礎工事です。コンクリート価格の高騰により浅基礎化が避けられない状況です。従来は地域別の凍結震度の定めに従い、南幌地区では地表面から60cmを基礎底としていましたが、スカート断熱工法(北方建築総合研究所)を採用し安全かつ費用対効果を上げて施工します。これによりコンクリート量は3割程度削減できると同時に床下も室内として使えるようになります。

スカート断熱工法:https://www.hro.or.jp/upload/24251/skirt_manual_sekkei.pdf

本来は60cmの基礎底が約20cm浅基礎となったスカート断熱の基礎です。

設計通りの鉄筋間隔が守られているか確認します。

こちらは基礎の中に水が侵入しないようにする止水版です。

パッシブ換気を行うために床下は室内化する必要があります。また床下は収納としても使う予定ですので、従来のような未利用空間から使える床下空間にする必要があります。当然ながら水が侵入しては床下が使えませんから防水は完全に行います。

浅基礎のもう一つの利点が廃土量の少なさ。基礎工事の際に出る掘削土は通常なら残土処分が義務付けられます。要は敷地内から運び出すのであれば有料で処分しないといけませんよということです。その一方で敷地面積の大きな「きた住まいるヴィレッジ」内では築山にして再利用したり、簡易的な土塁として通りの視線を遮ったり、敷地全体に広く敷き均して残土の存在を消すことも可能となります。今回は築山として再利用する方向で進めます。

ちなみに上の写真は7年前の「南幌まちなかの家Ⅰ」の基礎工事現場。当時はこんなに深く土を掘っている。つくづく最近の技術は進歩したと思います。

こちらが当時の残土の量。今からしてみれば単なる建設価格の高騰のみならず環境意識の進化を感じます。

現場は仮設電気、トイレ、工事看板が設置されています。

こちらは仮設給水です。

今日はHSCCでナイルロジャースなんていかが


2025年4月18日金曜日

北郷の家2025.04.18


性能向上リフォーム「北郷の家」写真は北東側で35mm下がっていた土台天端をジャッキUPして水平に直したところ。これで残りの南西、南東、北西の土台天端が揃い水平に。土台下には固練りモルタルを詰めて基礎外断熱とします。



土台を上げるためにいったん外したアンカーナットは全て緩みにくいフラットタイプに変更し材面とフラットに締め込みます。

今日はクリストファークロスのカバーなんていかがでしょう


2025年4月11日金曜日

北郷の家 床高実測

 

先週の4/4(金)現場にて床の高さを実測しました。結果は上の通りです。

南側の東西方向は概ね水平ですが、北側の東西方向は西端から東端に向けて約35mm低くなっています。計測は土台の天端で行いました。

本格的な改修に入る前に、基本的な骨組みの水平と垂直を極力直します。理由は単純でそもそもの精度が低いと後々の工事すべてに都度調整が必要となります。例えば、戸が閉まりにくいだったり、天井高が揃わない、巾木や見切りの寸法が部分部分で異なる・・といったように、最初のボタンの掛け違いが後々どんどん大きく影響してしまいます。

そこである程度現場の解体が進んだ段階で、骨格の状態を実測し、傾きや凹凸を最大限矯正してから工事に入ります。写真はレーザー水平器を基準に土台の高さを計っているところです。

「東側の壁面は南から北に向かって下がっているね」と棟梁。「東の角が一番低いから、土台をどうやって3cm少々上げるのか?悩みどころだね~」

少し悩んだ結果・・「東の角は下屋だから上に二階は載っていない。まずはジャッキで上げてみよう」ということになりました。

レーザー水準器のおかげで二階の床の傾きも一目瞭然。概ね1階と同様に東側壁面が南北方向に傾斜しています。

「一階を上手く直すと二階の床も揃うから話が早いよね」と棟梁。

現場の実測はいろいろなことを教えてくれます。現在は105mm角が一般的な柱の断面寸法ですがこの柱は約98mm。恐らく新築時に100mm角に揃えた柱が30年間で約2mm縮んだようです。既存の柱寸法に合わせて追加発注する柱も98mmに揃えます。
ちなみに梁だけは105mmの寸法。要は幅100mmの柱の上に左右2.5mmづつはみ出した梁が載った構造をしているのが特徴です。

今日はBABYMETALなんていかが、すごいす・・








2025年4月9日水曜日

南6条の家 現地調査

 


昨日4/8(火)は曇りの寒い日。

終の棲家「南6条の家」の現地調査を行いました。

本当に幸運なことに、ブログをお読みいただいているみなさまのおかげで現役世代の人からは新築&改修、既存住宅をお持ちの人からは性能向上改修、そして引退世代の人からは終の棲家のご相談を多数いただくようになりました。

地域に生きる建築家としてそれぞれの世代の暮らしに関わる機会をいただくことは、本当に嬉しく光栄であると同時に貴重な情報を得る場でもあります。

そんな中で・・各世代の仕事を通して共通する課題も見えてきました。

1:新築世代:①コロナ終息後の急激な建材費高騰で特に都心部は共働きでも建設が難しい

       ②築浅の安価な中古物件は燃費が悪く寒い割に高騰しつつある

       ③築30年以上のいわゆる築深案件は主に駐車と家の寒さ解消のために大改修

        が避けられない

2:既存世代:①は同じ

       ②住まい手でさえ無理と思うくらい寒い家が多い

       ③直したくても設計図が残っていない

       ④家により構造的な傷みの幅が広い

       ⑤将来的な見通し次第で改修規模や予算も様々(10年住めれば~販売/賃貸)

3:引退世代:①は同じ

       ②20坪台の平屋ニーズが高い⇒将来性は?(誰に売る?貸せる?)

       ③要望を絞ることが苦手⇒ともすれば寒い家になり易い・・


こんな風に俯瞰すると見えてくるのは・・「そのままの状態で住める家が少ない」です。

実際に新築でもまだまだ寒い家が作られる傾向が高く、完成時こそ何とか予算内でと安心したものの、結果的には後のエネルギー価格の高騰について行けない。(2011年以前に多い築浅のオール電化物件等)。

ちなみに最近よく聞くZEH(ゼロエネルギーハウス)も端的に言えば年間20万円程度購入していた電気代が半額くらいになりますというもの・・ゼロエネルギーだから電気代も0にはなりません。理由は単純で買電:売電の割合が2:1~5:1だからです。これから総エネ設備を導入する際は蓄電池や自家消費の計画性、見落とし易い維持管理費も重要です。予算が厳しい中、導入をお考えなら、むしろ躯体の断熱に回すことをお薦めします。

既存住宅改修のニーズの中で多いのは意外にも外装の痛みや水回りの刷新のような見た目が入口段階では多いです。しかしその後ヒアリングを進めると・・寒さや燃費の問題が浮上してきます。もちろん最初から寒さを改修理由に挙げるお客様も多いですが、寒い家程、躯体の痛みも激しいのが特色です。壁を壊すと、結露で腐った柱や土台・・取り替えるには中々手間もかかります。断熱と防湿になぜ十分な投資をしなかったのかと残念になります。

終の棲家に対しては自らが住まなくなった後、どんな利用の仕方をするのか考えておくことが大切です。暖かくて丈夫な家なら売れますし、借り手も探せます。相続の際も子供たちに嫌がられることはありません。

そんな理由で・・時がたっても「そのままの状態で住める家」は少ない。

本当の意味での北海道スタンダードな住まいをテーマに「南6条の家」を計画しようと思います。

今日はHSCCでナイルロジャースなんていかがでしょう







2025年4月7日月曜日

南面採光は分かるけど・・



日本人が大好きな南側敷地・・夏は庭の緑が暑い日差しを抑え、冬に落葉すると室内にはたっぷり日が入る!・・いや入るはずだ!、入ると思われる?/笑・・そこで住宅街をフィールドワークしてみると・・せっかくの南面大開口の多くが季節を問わずカーテンを閉めている事実に気付く・・

要は年中薄暗く、冬は肝心な日射熱の恩恵も得にくいという不都合な真実を目の当たりにする。そこで住まい手にその理由を尋ねると「だって通りを歩く人の視線が気になるじゃない。目が合うと気まずいしカーテンで隠す以外ないでしょ?そりゃ日は日で入った方がいいけどね・・」と当たり前のように返される・・ふと気付くと自分も同様の暮らしをしていることに思わず赤面してしまった/笑

そうか・・南面大開口を想定通り成立させるためには、外から覗かれない・・という工夫が必要なんだなと今更ながらに気付く・・


今日は久々にバンアパなんていかがでしょう


2025年4月2日水曜日

北郷の家が寒かった理由


 なるほど・・こりゃあ寒いはず・・写真は下屋に設けられた浴室上部の小屋裏の写真。

質の高い断熱住宅を作る上で下屋の扱いは設計者にとってまさにキモ。小屋裏という名の屋外を下屋の上に設けるとこんな風に悩ましいことになる場合が多い。

*下屋(1階の平屋部分。平屋上部の小屋組みが二階部分の外壁とも接するので断熱が難しい。)

画面左上から右下に向けて斜めに走る断熱された給水ラインは・・凍結対策として水落とし(水抜きの事)がし易いように高所に設置することが札幌市により奨励され、また小屋裏という屋外で凍結してしまわぬように断熱もされた。

しかし運悪く・・小屋裏で水道管が凍結してしまうと・・設備屋さんには天井を壊し、GWまみれになりながら凍結した管を融かすという・・過酷な仕事が待っていた。熱環境の知見がまだ乏しかった当時・・小屋裏という難しい半屋外部分の扱いは十分に周知されていなかった。

今日はT・C・R・Sなんていかが



2025年3月31日月曜日

南幌まちなかの家Ⅳ 着工いたしました

 

「南幌まちなかの家Ⅳ」着工いたしました。

工事を担当していただくのはネオス建築株式会社さん。現場監督のNさんとはヨシケンさん時代に「宮の森の家Ⅱ2020」、そして「桂岡の家Ⅱ2021」と二件の現場を仕上げていただきました。もちろん棟梁も当時と同じM棟梁。4年ぶりに現場をご一緒します。

宮の森の家Ⅱ https://ako-re.blogspot.com/2020/09/blog-post_2.html

桂岡の家Ⅱ  https://ako-re.blogspot.com/2021/10/blog-post.html

ネオス建築HP https://www.neoss.biz/

住まい手さんは隣町からの移住。最近はずいぶんと周辺都市の土地価格が上昇し特に千歳~北広島間はミニバブル状態。そんなこともあってか南幌への子育て世代の移住が増えています。

「南幌まちなかの家Ⅳ」のテーマといえば、ずばり「南幌暮らしで最初に建てるべき家」

読んで字のごとく”南幌暮らしを楽しむ住まい”として質の高いスタンダードを提案します。

敷地の雪はほぼ融けて地面が見える状態。建物の高さの目安となる遣り方出しを行いました。

まだ1軒も建っていない街区なので、なんだかとても新鮮です。

敷地内に引き込まれた各種の配管を確認します。

道路に対して概ね、40cm程度敷地が高いので、約20cm程度、表土を削り取り、道路と高さをすり合わせてゆきたいと思います。道路に面してカーポートが建つので、車と人の出入りを安全に確保するために地盤の設定は非常に重要になります。

こんな風に住宅の建つ位置に立つとかなり道路より高いのが分かります。

引き続きHSCCで行きましょう

北郷の家 着工いたしました

 

3/29(土)より解体屋さんが入り、「北郷の家」の性能向上改修工事がスタートいたしました。まず手始めに解体するのは室内から。現場を担当していただく飛栄建設さんより二階の梁組が見えますよとのご連絡を受けて現場に行ってまいりました。

1階の壁を解体し、天井仕上げを下地と共に解体し二階の床組みがあらわになりました。大変幸運なことに、当時の構造図が残っておりその図面と現場を照合して違いがないか確認いたしました。結果は概ね図面通りの梁掛けがなされていましたが、当時の梁のサイズが現在の水準に比べると約80%程度の断面しかなく、床の剛性が上がらないので補強する予定です。
こちらはユニットバスの天井裏(屋外の空気が入る小屋裏)の様子です。浴室の湿気が小屋裏に逃げてグラスウールに黒いダスティングの染みを残しています。黒くなったGWを見てカビ?・・という人がいますが、この黒い染みの正体は塵と湿気を含んだ空気がGWを通り抜けた際に残る痕跡です。

昔の建物の特徴は熱環境的には半屋外となる、床下や小屋裏に部屋の一部が接しているところ。当然、この浴室は天井が小屋裏に接していますから、室内は寒かったと思います。

今のところ、室内から見た限りは有害な腐食や傷みは見られません。最終的には外壁を剝がしてみないと分かりませんが、現状では比較的きれいな状態です。

梁と梁の交差部分は羽子板ボルトが使用してあります。それ以外の金物はかすがいと釘、筋交プレートや柱脚金物は年代的にまだ使われていません。

今日は久々にHSCCなんていかがでしょう














2025年3月8日土曜日

南幌みどり野0カーボンヴィレッジ2025.03.08

本日の「南幌の家ZERO」の様子です。3月に入りずいぶんと日を長く感じるようになってきました。雪の方はといえば・・まだ降ったりやんだりで積雪も約60~70cmあります。

なんとか3月の見学会に向けて、さらにはその後のお引き渡しに向けてもう少し頑張ります。厳しいスケジュールの中ここまで仕上げて頂いた現場のみなさまには感謝しかありません。

 

室内ではクロス工事が完了し、ぐっと室内というのか建築らしくなってきました。均一に貼られた室内のクロスは光を素直に反射して柔らかな室内を作ります。

水廻りから玄関方向を眺めた様子。建物の全長を感じられる遠近感です。踊り場に回り段を設けずに上がりやすく考えた折り返し階段。16段で蹴上げも緩い北方型住宅仕様の階段です。

キッチンから玄関につながる動線です。

2階の廊下から見た屋根の登り梁です。ホワイトウッドの集成梁を□105mm角の母屋でつないで室内から小屋組みが見える天井としました。

こちらは階段の手摺、タモの集成材を加工して作りました。

窓上にはブラインドBOXを標準装備。紺野建設さんのディテールです。














2025年3月6日木曜日

福井の家 見学会を終えて

「福井の家」の見学会、二日に渡ってたくさんのご来場を頂きました。チーム福井を代表して心より御礼申し上げます。

「福井の家」は44棟目の300mm断熱の家。また札幌版次世代住宅基準の最高位プラチナグレードとしては3棟目、北方型住宅ZEROの基準も併せてクリアしています。

住まいは長く住むものだし・・後に残せる家にしたい。そんなことを漠然と考えながら始めたのが「300mm断熱プロジェクト」地域の蓄積と材を使って、容易に陳腐化しない家を作る。事務所開設以来のモットーです。

間取りは雪のある暮らしを前提に考える。家中から有害な暑さと寒さを取り除く。巷に溢れかえる安っぽい価値観や材料使いに惑わされない。

あらためて100年前の名建築の写真をたくさん見返して、なぜ今でも古く見えないのかを考える機会となりました。

作り手として貴重な機会を与えて頂いた住まい手さんに心より感謝申し上げます。

LDは視界の唯一抜ける二階に設けました。大きな窓から見える風景は生きた絵画のように季節を伝えてくれるでしょう。これからは春の新緑、こぶしや山桜が楽しみです。

窓辺に置かれた円卓は建て主さんの希望。どの位置に座っても視界が抜けるように考えました。

キッチンからLDに視線が抜ける感じも小さな家の設計のコツ。もう少し専門的に言うとタイルの壁と上の梁の間も抜いて視線や光が行き来できるようにします。こうすることで空間が複雑に連続する感じが出て奥に何があるのかな?と引き込まれる空間の魅力が生まれます。気配だけ感じさせて、オープンに見せ過ぎるのはかえって空間を狭く単調なものにしてしまいます。

階段は美しくて頑強な白樺の合板で作ります。お子さんが落ちぬように手摺子の間隔は11cm未満。薄くても強度の高い白樺合板なら、通常は3cm以上は必要な階段の踏み板を僅か2.4cm厚で作ることができます。

スケルトンの階段ですから下に潜った際に頭をぶつけぬように角を斜めに面取りしてあります。1段の高さは、一般的な20cmではなく18cmで緩く穏やかに。上がるの楽、降りるのも怖くない・・北方型住宅の階段仕様で作っています。

ボーダータイルで仕上げられた洗面コーナー。目地色を壁の石膏壁紙と合わせて、スモーキーな光で明るくフレッシュな印象に。大切なポイントはタイルと金物以外の光沢を落とすこと。窓の光に照らされて壁紙が光ると台無しです。

また洗濯乾燥室を兼ねる一角に洗面コーナーがありますから、外から覗かれぬように窓は曇りガラスにするのが一般的です。実は曇りガラスにはもう一つ素晴らしい特性があります。外の光を細かな光の粒に分離して部屋中に振りまくという性質。専門的に言うと光の拡散性を高めて小さな窓でも部屋中を均一な明るさで満たすというものです。

水廻りって・・どうしても日当たりの良い位置には取りにくい。そんな時にこの窓のテクニックはすごく使えます。

住まい手さんの仮住まい時代がアパートだったりすると・・洗濯脱衣や洗面所、お風呂にだって、窓なんかないのがむしろ当たり前。不幸にもそうした本来は望ましくない空間体験を受け入れて、好きになっちゃうという人も多い。

なぜ戸建て住宅で採光や換気が自由にできるのに、昼間から真っ暗で使うたびに電気をつけなきゃいけない水廻りがいいんだろう? まあ住んでもらうと一目瞭然なんですが/笑・・
こちらは玄関に入って正面の花台。視線が中央に集まるようにタイルの瑠璃色に相性の良い網代を建具に貼っています。建具を床から10cm浮かして花台が軽やかに浮いて見えるようにしました。フローリングの貼り方向も視線を奥に引き込みます。もう少し細かなポイントはといえば・・タイルの瑠璃色に合わせて目地を薄い灰色に落としてタイルの質感を邪魔しないようにしているところ、寸法は同じながら凹凸感の異なるタイルを混ぜて、近くで凝視されても鑑賞に堪えるようにしているところです。手摺の黒も玄関の印象を引き締めています。

かっこいい・・今日はReiなんていかがでしょう