2015年1月27日火曜日

宮ノ丘の家Ⅱ 気密測定二回目

1/24(土)に第二回目の気密測定を行った「宮ノ丘の家Ⅱ」。結果はC値が0.3cm2/㎡と良好!

室内の空気を外に吸い出すことで室内と屋外の差圧を計測します。
 


換気扇や電灯盤が取り付いた状態での計測。条件的には少々不利でしたが、2009年以来どの現場も高い気密性能が出るようになりました。気密測定を導入したことが大きいと思いますが、毎回計測することがやはり大切ですよね。
今回は1階が混み合っているので二階に計測器をセットして行いました。

あともう少し、いよいよお引渡しが迫ってきました。
 

2015年1月21日水曜日

宮ノ丘の家Ⅱ 内装工事 全力全開!

1月末のお引渡しに向けて全力で内装工事に当たる「宮の丘の家Ⅱ」の大工Aさん。背後に見える壁は床の樺のフローリングを張り上げたもの。この前にTVと薪ストーブがセットされます。最近は室内に炎のある感じが増えてきました。理由はいくつかあるんですが大きな理由は安全な範囲で温度環境のムラを序除に作れるようになったことが大きいと思います。パッシブ換気が使いこなせるようになると上階に行くにしたがって僅かずつ室温が温度降下する性質を示します。要は「宮ノ丘の家Ⅱ」で言えば景色を楽しむ3階が最も温度が低い領域になるのです。もちろん低いといっても1階あたりの温度降下は1~2℃程度。1階が22℃なら3階は18~20℃の温度域になります。そこでその温度低下のムラを薪ストーブをちょっと楽しむ動機に当ててやろうというのが種明かしです。従来の断熱気密が不十分な室内環境で力任せに下階でストーブを焚くとストーブが周囲の空気を燃焼にどんどん使うのでその分、外の冷たい空気が入って来る一方、暖めた空気は比重が軽くなるので上階に逃げてしまっていました。しかしそうした不安のない室内は不思議な事に熱源から離れた階が最も温度が低くなるのです。かつては家中同じ温度にすることが喜ばれましたが最近ではエリアごとのアクティビティー(活動)に応じて室温に最適なムラをデザインしようとしています。

天井はお馴染みの外張り断熱が350mm。室内には構造垂木が全て顕しになります。

階段は名手であるI棟梁の仕事。

今回は床のフローリングの原板を用いた高度な仕事。まず蹴込板と段板が直角ではなく稲妻状に連続する事。

段板と蹴込板は3mmの目透シ継ぎで目地の底にピンタッカーを打って段板と接合しています。

こちらはパッシブ換気の戻り空気の吸い込み口6mmのスリットです。

2階の寝室の天井は吸音効果の高い化粧石膏ボード。これは最近見直しているのですがたいへんよく効きます。特に音の響きやすい断熱建物にはベストです。

外観の板金が全て完了した状態。濃い茶色がたいへん落ち着いた表情を作ります。
 
今日はテンションが上がってきたのでパフィュームでも(笑)

北海道大学工学部 出前授業


今日は北海道大学工学部まで出前授業に行ってきました。お呼びいただいた森先生、コーディネートをしてくれた3年の桜さん、授業を聞いてくれたみなさん、本当にありがとうございました。授業では長年に渡る地域の積み重ねが北海道の建築の間取りやそのデザインを大きく変えてきた事実をお話ししました。最後にはけっこう質問が出たりみんな大笑いしてくれてとっても嬉しかったです。3年生といえば人によっては中弛みだったり漠然と不安になったり、一番平和だったりする時期だけど、中には「意匠」と「環境」を分けて教えるのはどう思うか?なんていう核心的な質問があったりしてよい刺激になりました。
写真は札幌農学校(現:北海道大学)モデルバーン1877年竣工

札幌市立大学 環境学特論

 
 今日は、毎回楽しみにしている札幌私立大学の大学院授業公開、「環境学特論」の日。この試みの面白いところは学生と市民そして私たち実務者が一同に会して授業を受ける事。今日は最終日、今までの授業の成果を生かして学生のみなさんのプレゼンテーション。
 
 
 
 実は毎回会場になる地域のコミュニティーカフェ。たくさんの地域住民に親しまれている反面、室内環境(特に今頃の冬場)はかなり厳しい。要は寒い!(笑) もちろん私たちは今までこの室内の寒さを反面教師として講義を聞いてきたわけで・・・学生さんたちのプレゼンも現状の改善計画というわけ。
 
 
 現状分析について説明した後がユニークで、解決策はおがくずに店で出る生ゴミを加え発酵熱を利用して足湯よろしくテーブル下の床を温めるという斬新なもの。実はこのおがくずの酵素浴。地元でも密かな人気でけっこう冬場には通う人もいる。自分も間取りに詰まったときは地元の温泉健康ランドを愛用するのでこの提案にはかなりグッと来てしまいました。(笑)

なぜ室内が寒いのかを分析した図。

外部的な要因としての日当たりの悪さや開口部の性能の低さをサーモ画像により見える化した図。

そして最終的な解決案へ・・・・すごく刺激的でした。(笑)
 
札幌市立大学「環境学特論」 http://coc.scu.ac.jp/event/2014/11/20141111111.html
 

2015年1月12日月曜日

宮ノ丘の家Ⅱ 板金工事

風が止むのを待って現在は板金屋さんたちが外壁を納めています。「宮ノ丘の家Ⅱ」の壁は傾斜地側から見ると12mを越えるので板金一枚の長さも同じという事になります。途中でつなぐ事も考えましたがやはり一枚ものは格好が良いですよね~(笑)しかしそれは同時にその長さの鉄板を山上の現場に運び込めるのか?という課題をクリアせねばなりません。先日の積雪で道幅が狭まり、トラックの荷台には積めるものの、肝心のトラックが現場までたどり着けない事が判明。I所長、散々悩んだ末に斜面の下から、雪の上に材料を置き人力で橇(そり)よろしく引っ張り上げることを思いつきました。かくして加工済みの板金のパーツは全て崖下から引き上げられ本日の状態まで来ました。板金を屋根以外の各部に用いるのは北海道の伝統ですが冬場はいろいろと苦労します。

既に東側は完了。難関は北側と南側です。

足場の上からだと吸い込まれそうになります。吊子の巾を狭めて鉄板のぼこぼこ感が最小になるようにしています。従来は厚手の防水紙を板金の下地に使いましたが現在は下地が出にくい薄いものを使います。
 
今日はコルトレーンなんていかが https://www.youtube.com/watch?v=F6bshxncSNw

日経新聞 「日本の住宅なぜ寒い」

この記事を読んで少しづつではありますけど、日本もここまで来たなと感じました。
ブログでも長年お話ししてきたように、断熱は地域を問わず家づくりの大切な柱の一つであって、寒冷地限定のものではありません。地域によってより相応しい方法はありますが、そもそも考えなくてよいというものではありません。インターネットの普及によって手軽に情報に触れる機会は増えましたが、問題なのは、経験不足や誤解、無知などから来る「思い込み」。この「思い込み」は素朴な疑問を封印し素直な「なぜ?」を頭から奪ってしまいます。挙句の果てに自分にとって都合の良い真実ばかりをつなぎ合わせて物事を見る癖がついてしまいます。

たとえば「日本の多くは温暖地であって寒冷地は東北の一部と北海道である。」と日本人の多くは思い込んでいます。 当然、厚い断熱や全室暖房のような特殊な家の造りや設備はそうした厳しく稀な自然環境に対応するもので、それ以外の地域ではそもそも必要がない。こんな落ちが付くことがほとんどです。(笑)

残念ながらこうした不幸な思い込みはまだまだ根強く、断熱のない家では大きな家の一部をあたためることがやっとなのに、この思い込みに囚われていると「使わない部屋の暖房を切っているだけ。」となります。一般に暖房といえば家全体を暖めることであり、当然ながらそれは十分経済的に成されなければ家計の大きな負担になります。しかし思い込みは「そもそも使わない部屋も含めて暖房する事自体おかしい!」となってしまいます。この他にも、「家中を暖かにすると軟弱な人間に育つ」、「そもそも子供は風の子」、「暑さや寒さに耐えることこそ大切な学び」、「寒い部屋で慎ましく生きるのは個人の自由」・・・作り手でさえ「断熱が日本の伝統文化を破壊する」や「断熱が家の寿命を縮める」、おまけに「表現の自由の侵害」や「断熱は憲法違反」なんていうのまであります。

家を作る目的は決してひとつではありませんが、その大切な事柄の一つに、暑さや寒さ風雨や湿度から身を守るものであることは最早、議論の余地がありません。当然ながら外の寒さや暑さから身を守れる空間が居間しかないとか、廊下やホールは通行にしか使わないから寒くて良いといった考え方が正しいものとは言えません。

北海道ではなかなか信じられないことですが、日本の多くの温暖地域で断熱に乏しい家の作りが原因で多くの人が本人もよくその理由を知らぬまま亡くなるのはたいへん残念なことです。反対に北海道の人はなかなか気付きませんが、断熱することが身近にある環境はとても幸せな事ではないでしょうか?ぜひ紙面を読んで感じていただけたら幸いです。

日本経済新聞「日本の住宅なぜ寒い」http://www.nikkei.com/article/DGXKZO81592170W5A100C1TJP001/

実は九州は寒い!北海道人には目からウロコのブログ紹介します。
建築YA「髭」のCOLUMN http://archstudioten.jugem.jp/?eid=6774

2015年1月9日金曜日

宮ノ丘の家Ⅱ 断熱工事

昨日までの二日に渡り、猛吹雪で荒れに荒れた札幌圏。しかし建物の中は平和そのもの。無暖房の状態で14℃もあります。大工さん4人とコンプレッサーの発熱だけででこうなることは、既に珍しくありませんがむしろ、家づくりを目指す人にとってはもっともっと知ってほしいと思います。一応国の断熱基準を2020年に向けて義務化しようとしていますが、あくまで最低基準を従来の「努力で良い」から「守ってね!」に格上げするだけですから住まい手さんの実感は義務化の後も依然、薄いと思います。せっかく投資をしても実感が伴わないなら、そこを目指すのではなく実感できる水準を最低限目指すべきでしょう。実は300mm断熱の意味はそこにあります。別に300mm断熱が究極の回答でもなんでもなくて、住まい手の多くの悩みに、今までとは確かに変わったという「実感」を与えられるか否か、そこを大切にしています。

残念ながら我が国の大部分の地域は温暖地であって、断熱や暖房は必要ないとされていますが、むしろ冬場に本州旅行をすると身に凍みるのは室内の寒さです。温暖とは名ばかりで、暖かな室内に慣れた北海道の人間にとってはかなり厳しいものです。しかし思い込みとは不思議なもので多くの日本人は気にもしません。

北海道では40年以上に渡り建物の断熱に取り組んできました。いわば断熱することは地域のコンセンサス(同意事項)であり、私たちの暮らしにとって欠かせない家づくりの基本となっています。断熱に関わる資材や施工手間等は全国一の豊富さと安価さで、断熱は地域のお家芸と呼んでもよいとおもいます。安くて、大工さんにとっても慣れた方法で簡単に長年の悩みを解決しよう!と考えて現場では三層目、最後の室内側断熱材を充填中です。 

室内側にさらに5cm断熱材が入ります。

宮ノ丘の家Ⅱの外装は板金。風が収まり次第、板金屋さんの登場です。

2015年1月1日木曜日

2015新年明けましておめでとうございます。

新年あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
今シーズンの札幌の冬は今のところとても穏やかです。普段、読もうと思っていて読めていなかった本をたくさん読みたいと思います。少し休養をして良質なアイディアを練るためにゆったりと時間を前向きに使いたいと思います。

2014年12月29日月曜日

2014年 御礼

 
今年は昨年にも増して多くの仕事の機会をいただき、講演会やセミナーで北海道中を駆け回った一年でした。毎年思うのですが、つい先日まで北海道という、いちローカル地域の家づくりだったものがどんどん全国に拡大し今や日本各地から現場見学や講演を聞きに多くのみなさんが訪れるようになったことに時代の流れを感じます。私のお話しが面白いといってくれる方に、なぜそう思うのかとお聞きしたところ「実際の家づくりから来る現実味を感じる」という感想をいただきました。確かに講演者の多くはものづくりもしている人は限られますし、反対にものづくりが中心の人は同業の間でしかお話を聞く機会は少ないものです。そう考えると、ご同業はもちろん広く一般の市民の方までお会いする機会が増えたことは毎日設計に向き合う者としてとても幸せなことだと思います。これも、毎年、私たちに家づくりのチャンスを与えてくれる依頼者(クライアント)のみなさまの応援があればこそです。どんなにその理想や能書きが立派でもものを作る機会に恵まれなければ私たちと社会の接点は希薄なものでしかありません。建築は実学の王様でそれに関わった多くの人たちのものだと思います。設計者単独ではそれこそ絵に描いたなんとかでしかありません。早いもので300mm断熱の家を作り始めて今年で5年が経過しました。今現在16棟目が完成を控えており来年は既に3棟の家が竣工予定です。夢中で走り続けて来ましたが北海道の暮らしでよさを実感できる断熱の水準は政府の言う150mm断熱ではないということは示すことが出来たと思っています。また来年も北海道のお家芸である「断熱」を新たな視点で見直し、わくわくする家を作って行きたいと思います。今年一年お世話になった多くの方々にこの場をお借りして御礼申し上げるとともに来期もまた変わらぬご支援とご助言をお願いしまして2014年のご挨拶とさせていただきます。 みなさま良いお年を!(笑)
 
今年はやっぱり第九で! https://www.youtube.com/watch?v=kocZG5erhTE
 
冬期休業 2014 12/29(月)~2015 1/6(火)とさせていただきます。 

2014年12月27日土曜日

発寒の家 壁面レリーフ工事

本日は「発寒の家」に壁面のレリーフを取り付けました。以前から壁に何かアイストップがほしい。と提案をお願いされていて、タイルにしようか?木を貼ろうか?いろいろと検討してきましたが知り合いの造形作家さんにお願いして作品を掛けることになりました。しかし掲示する場所が階段のために歩み板を持ち込んでの空中作業。少々スリリングでしたけど作品は素敵で、住まい手さんをはじめ一同納得!少々寂しかった白い壁面が見事に生まれ変わりました。

位置と水平をしっかり出して完了した瞬間。

日が射すと複雑な影が作品の表情を様々に変えてとてもきれい。

微妙な明暗の対比が見ていて飽きなくて好印象です。あえて着色しない良さを感じます。
 
作品に関心のある方はぜひ!G.A.A.Lブログ http://gaalgaal.exblog.jp/
 

2014年12月26日金曜日

宮ノ丘の家Ⅱ 気密測定1回目

ここ数日、連日の雪に見舞われている札幌市西区。大工さんの人数を増やし、I所長とM主任の二人監督体制で工程の速度を維持しここまで来ました。屋根の板金は既に終了。室内は全て気密用の厚手のビニールシートが貼られ、テーピングは完了し、壁の貫通部や引き込み管にはテーピングが終っています。大工さん、設備屋さん、電気屋さんに建て主さんが見守る中、第一回目の気密試験の開始です。現場を担当する剛建築工房さんは丸稲武田建設さんについで多くの現場を担当していただいている工務店さんです。毎度ご指名のI棟梁とは既に8年越しのお付き合い。秋田出身の陽気な性格で仕事も確か、今回の「宮ノ丘の家Ⅱ」は複雑な構造に加え今までで最大規模。車庫のような半屋外となる空間も多く断熱ラインと気密ラインの処理がたいへんな現場です。

気密試験担当はお馴染みのDr.タギ氏。今回もC値0.5以下の現場専用の小さな整流筒付き測定装置で減圧を開始します。

一回目はC値で0.3cm2/㎡。でも特性値が芳しくありません。「漏気が集中しているかもね?」Dr.タギ氏のアドバイスを受けて全員で漏気部分を探索。玄関ドアの足元と車庫につながるドアの足元に漏気部分が集中しているのを発見。早速、バックアップ剤を注入しシールします。

さて、第二回目の開始。今度はなんと一気にC値0.2cm2/㎡をマーク。やはり気密試験はどんなに熟練の現場でも必ず二回行う必要があります。しかし見事!開始から僅か1時間で見事目標値達成!I棟梁と大工のみなさん。I所長とM主任に心より感謝いたします。

 
今日はジャンクフジヤマなんていかが?https://www.youtube.com/watch?v=ShvCOFBu6wE

2014年12月21日日曜日

西野の家Ⅱ 取材

本日は地元の住宅雑誌「北海道の住まいづくり」さんの取材でした。超断熱住宅とペレットストーブの特集だそうで、なにより担当者の方のこれからの住まいに対する熱意を感じました。
ペレットは広大な森林地域を有する北海道ならではの再生可能エネルギーですが、超断熱化という家の基本性能なくしては灯油やガスよりも高くついてしまいます。ブログでも再三お伝えしている通り、現在一般に流通している15cm程度の壁断熱の家に、ストーブのみ持ち込んでも年間に必用な木質ペレットの量は10キロ袋で120袋程度/年。約1.2トンにも及びます。西野の家ではこの量の約1/3。年間で約40袋(400kg)程度です。今後、新築やリフォームを考える際にこうした再生可能エネルギーの導入を考えている方はぜひ、ここのところを注意していただきたいと思います。同量で灯油の燃焼エネルギーの約半分しかない木質ペレットですから、それでも十分暖められる器がまず大切。無理な導入はせっかくの自然エネルギーへの誤解を深めるとともに経済的にも厳しくなります。

炎を見ながらの撮影風景。

今度はご家族のみなさんで。
 
竣工後二年が経過した「西野の家Ⅱ」では室内の木部が味わい深く色変わりしていました。それと同時にご家族のみなさんが楽しみながら暮らしている雰囲気が伝わってとても幸せな気分になりました。
 
今日はF.ダナリーなんていかが https://www.youtube.com/watch?v=wRjpTlkmv5w

2014年12月20日土曜日

宮ノ丘の家Ⅱ 上棟式

 
本日は「宮ノ丘の家Ⅱ」の上棟式。㈱剛建築工房、I所長の指導の下、朝から現場を掃き清め、宮司さんをお招きして建て主さんご一族の益々の繁栄と現場の安全をお祈りします。ここ数日、爆弾低気圧の影響もあってかなり神経質になりましたが、みなさんのご人徳のおかげで本日は快晴!名実ともにハレの日になりました。話は変わりますけど3階の居間からの眺めは絶景、完成まであと少し、現場を楽しみたいと存じます。(笑)

道具は道具、脚立は脚立、材料は材料。まずはしっかり分類。

毎度のように最上階は吹抜なので高い脚立が欠かせません。

今回は、LDKと階段を視覚的に緩くつないで景色を引き込みます。
 

祭壇準備整いました。

上棟式開始!
 
今日はマークロンソンなんていかが、ファンキーです!(笑)


2014年12月18日木曜日

宮の森の家 お引渡し

昨日、「宮の森の家」が無事竣工。お引渡しとなりました。現場を最後まで支えてくれましたU棟梁、S職長、そして今回は最後まで現場を指揮していただいた武田社長、なにより貴重な機会を与えていただいた建て主様に心より御礼申し上げます。

すっかりお馴染み縦格子。西日を抑え外側からの視線を抑制し室内からは屋外が良く見えます。

こちらもお馴染み土間空間。

冬の太陽高度に合わせ家の奥まで日が差し込みます。

今回の対面型キッチンはフットライト付きのデザイン。製作はもちろんクリナップ㈱直需事業部の石川氏。

LDKの見返し。

二階にある日当たりの良い洗濯乾燥室。

外のテラスには大量の洗濯物が干せます。

洗面化粧台は各階に一箇所づつ。

レバーハンドルも今回は新デザインです。

こちらは家族の写真コーナーです。