2014年3月11日火曜日

3月11日

今日は3月11日です。3年前の今日もまったく今と同じようにパソコンに向かっていました。突然の長い揺れの後、刻々と伝えらはじめた東日本大震災の映像は、到底信じ難いものでした。震災の前日、石巻の工務店さんご一行を「菊水の家」に案内したばかり。いただいた名刺を見ながら安否確認のメールを打ったことを鮮明に憶えています。あれから果たして社会は変わったのでしょうか?自分はどうなのでしょう?今日はじっくり考えてみたいと思います。そしてけして忘れないこと!そんな謙虚さと強い心を持ちたいです。 

 



 
ちょっとショックですけど...http://www.youtube.com/watch?v=L75hoO-v9hc

2014年3月10日月曜日

恵庭の家 足場解体


無事、足場が解体された「恵庭の家」。完成に向けてK所長以下、全員参加で頑張ります。想えば今年度もあと僅か...ほんとうに早いものです。300mm断熱プロジェクトも気付けば13棟目。新年度は新たに3棟が完成の予定です。来年度も引き続き頑張ります!(笑)

雪山の中からひょっこり頭を出した南側のファサード。この屋根、勾配がついていますが雪が落ちません。地元の北海道で開発された屋根材で不恰好な雪止め金具ナシで無落雪な勾配屋根が作れる優れものです。通常ならば屋根の勾配方向に出入り口は取れませんがこの屋根材のおかげで玄関の位置等々、間取りに自由度が増します。

最新型のエコジョーズボイラー(潜熱回収型ガスボイラー)。このコンパクトな大きさで暖房と給湯を一台で行う優れものです。近年のものは暖房用温水を40℃という低温水(ガス消費量を抑えて)で作れるように改良されました。300mm断熱の建物になると暖房用温水の温度は従来より約20℃も下げられるようになります。そんな訳で2011年以降、私の設計した建物は40℃の暖房温水温度(ぬる目のお風呂くらい)で運転されています。ほんの5~6年前までは給湯用が40~42℃でも暖房用は60℃以上というのが当たり前でした。あらためて断熱の効果はたいしたものだと思います。自分で設計しておいてなんだか遠まわしな言い方で恐縮ですが、机上の計算上は成立しても冬場の厳しい北海道で実際に住い手が快適に感じるか否かは実際の経験値が欠かせません。そんな意味においては住い手のみなさんと一緒に作り上げてきた成果こそ「300mm断熱の住い」という意識が強い今日この頃です。

北海道のプレカット工場は丁寧な加工と高い技術力を持っています。従来は全て内装に隠れてしまう骨組みも材種を地元特産の唐松に変え積極的に顕し(あえて天井を貼らないデザインとすること)とすることで空間ごとに異なる表情が自由に楽しめるようになりました。写真の奥は和室で手前は土間玄関。建具を開け放つと両方の空間が一体になりますが仕切って使う場合はそれぞれの空間に相応しいインテリアになるように工夫がしてあります。もちろん玄関が寒い、土間が冷たいといった室温を適切にデザインできないような場合は論外ですが、それをクリアできるようになりさえすれば家中を室温なんて気にせず隅々まで自由自在につなげて使えるようになります。北海道に住んでいると「当たり前じゃん!」と思う人も多いでしょうが実はこれってまだまだ北海道だけなんです。


こちらは二階の様子。小さな子が階段に落ちないようにピッチを狭めた手摺を付けてあります。


こちらは子供たちの勉強コーナーです。突き当りがトイレですがその上にはパッシブ換気と機械換気の穴が見えます。


こちらは南側の窓の前にテレビを貼り付けるための縦格子。こちらもすっかりお馴染みになりました。


各室には温度調整用の小さなパネルヒーターがあります。必用な暖房熱量としてはなくてもよいのですが、暖かい寒いはほんとうに個人によって差のある感覚ですから最近は各室に付けるようにしています。暖房というよりは除寒器とか微調整用のサブヒーターのような使い方がみなさん多いようです。こんなところも300mm断熱を何軒も作る中で得ることが出来た貴重な経験値です。


内装が終わりオーバーハングがよく分るボルダリング(岩登り)壁。


クロスの角が欠けないようにコーナーを4mmのR
面とし、下枠も太鼓面とした窓廻りの納まり。


こちらは和室の障子の枠回り。枠材は全て北海道産の白樺積層合板。


階段の段板をきれいにくり抜いてスリムな鉄柱を立てたところ。木の柱にすると10cm角の寸法が必要となり、ごつく野暮ったいのです。鉄柱なら直径6cmで十分柱として使え見た目も気になりません。

今日はJAZZなんていかが?やっぱO.ピーターソンのピアノでしょう(笑)



2014年3月3日月曜日

恵庭の家 内装工事+外装工事

美しい外部の木貼りがもう少しで完成間近の「恵庭の家」。お客さんと現場監督さん、職人さんの人徳で毎度ながら快晴の現場です。しかし...人がいない納期が間に合わない等々...工期の維持に誠に苦戦!もう少しあと少し頑張れ~っ!(笑)今日は部分的に出来上がりつつある内装のあちこちを確認に来ています。毎度ながら細かくてスイマセン。

家族間のコミュニケーションや子供のお絵かきのためにホワイトボードを壁に埋め込みました。でも壁には書くんじゃないぞ~(笑)。ちなみにホワイトボードのペンは油性なんですって。

リビング側から冷蔵庫を隠すことと、照明の光をきれいな影が伸びるように演出して階下に落とそうと考えました。加工はキクザワさんの自社加工。美しい組み上がりです。

こちらはものを壁から浮かして取り付ける際の仕掛け、その名も「いんろう」。外部と内部が出入りして水戸黄門さまの印籠のようでしょ?(笑)

美しく磨きこまれ太鼓状に加工されたエコシラ(白樺)合板の枠廻り。こちらもキクザワさんの自社加工。写真は植物性のオイルで一回拭き取っただけですがこの仕上がり。うーんキクザワさん、瀧澤ベニアさんありがとうございます。

私の事務所では壁の角を立てません。要は直角(ピン角)はご法度!なんです。理由は出来上がりはきれいでも必ずすぐ欠けるから。写真のように4mm~16mmの間でR面を取るために強化のプラスチックコーナーを入れます。元気な子供たちが多いこの家ではぶつけやすい角はエコシラ合板による縦枠。それ以外はコーナー部材による補強としています。

こちらは縦枠と巾木の取り合い。枠の見付け厚は18mm巾木は30mmで6mmの目透かしの加工をして床から少し浮かせたように見せます。掃除機やほうきを壁に打ちつけた時に壁と床の間にダメージが残らないように、しかし大きすぎるのはよくありません。役割を最低限の寸法で満たすこと!なかなか一般の方には分ってもらえませんが、こうしたところを小さく精巧に作るためにはそもそも柱と梁の組みつけの精度が高くないと出来ません。

右側が子供室、左側がキッチンです。

こちらはオーバーハングがついたボルダリング(岩登り)コーナー。ホールドを六角ナットで簡単に取り付けられるようにジベルがすでに仕込んであります。もちろんこれもキクザワさんのKJ棟梁作。美しい木目の唐松構造用合板に30cmピッチでホールドを固定できます。

こちらは100×200の白色タイルを縦方向にウマ貼りしたストーブのバックです。古レンガ風や耐火煉瓦などが多いのですが私の場合は最近はこうした白のタイルを使うことが増えました。もちろんネット貼り(複数枚を一度に貼れるために職人の技能をあまり要しない)なんかじゃありませんから、タイル割をしっかり現場で行って半端な余りが目立ちづらいように目地の巾も調整してあります。

こんな感じで張り上げると枠の太鼓面の内面にピタリと納まります。枠よりタイルの面が高いと美しくありません。

大きなパノラマウインドウが入ったリビング。一軒また一軒とお隣やお向かいの家が増えるのを眺めるのもこの窓です。まちの歴史を映しながら子供たちはあっという間に大きくなるんでしょうね~(笑)

南側に前傾したフォルムを持つ「恵庭の家」夏場の日射遮蔽のために大きく庇を張り出した外観です。
 
今日はバンアパ...雪にも似合いますよね~(笑)

IBEC 2014.3月号に掲載されました。

寄稿した文章が一財)建築環境省エネルギー機構の機関紙「IBEC3月号」NO.201に掲載されました。「住宅の省エネ化と断熱建材」の特集で今まで取り組んできた住宅のお話をさせていただいています。ぜひご一読いただければ幸いです。
従来は寒さに対する手立てとして語られることが多かった断熱。当初は寒くて困った地域の局地的な建築手法との認識が大勢でした。それが90年代(北海道では70年代)に入り省エネの観点で語られるようになり、最近ではヒートショックのような健康や医療費の視点、特に3.11以降は災害時の自宅避難や広域避難所の機能を見直す動きにもつながっています。長らく「燃えないこと」と「地震で壊れないこと」を建築の根幹としてきたわが国の価値観にようやく「断熱を主体とした機械設備とは別の熱環境」の視点が加わることは、長い時間を要したとはいえやはり画期的なことなのではないでしょうか。大学の研究室なんかも近年は環境系の先生方が忙しいとのこと。新たな時代を感じます。




若手のみなさんのオープンハウスを見て

3/1(土)は二人の若手建築家のオープンハウスを見に行きました。二人とも才能に恵まれた北海道のHOPE。これからも素晴らしいクライアントさんと共にたくさん良い建築を作ってくださいね~(笑)。

さて同世代のお二人ですが作り上げる空間の印象はかなり違っています。その一方で共通する北海道らしさもありますよね~、今日はちょっと(笑/かなり?)先輩、いえ年配の私が彼らの空間をご案内させていただきます。



設計者の富谷さん。札幌で有名な遠藤建築アトリエ出身の新進気鋭の建築家です。この建築のテーマはスッキップフロアだそうで、階段の踊り場に子供たちのワークスペースをデザインしていました。


正面のくぼみがTVのスペース。その上がワークスペースです。空間は白、グレー、濃茶といった色で明快に塗り分けられて果たすべき役割と色が連動している印象。たとえば床は濃茶ですが同じ機能の延長線上にある階段も同じ配色。同様に同じく木による造作である正面の本棚にも同じ色が現れるといったように機能や材種といった関連性を色使いの手がかりに使っています。もっとも作りたかった1階と2階の中間に位置するスキップフロア(中間階)は分かり易く画面の中央に置かれ、これまた最近では家族だんらんの中心となるTVスペースの上にきています。その結果、見せ場となるTV+階段+スキップフロアが一体となった面白さの詰まった空間が片側に集中し、吹き抜けからの光による陰影も手伝って、視線を引き付ける強い指向性を生み出しています。こうした空間はたとえばTVスペースの部分が暖炉であってもよいし、祭壇であっても悪くない?というようにさまざまに変形、応用されて私たちの暮らしの中で使われています。壁と天井は同じ白色ですが光の当たり方によって面ごとに異なるコントラストを見せています。この白という色は唯一、太陽光をもっともよく拡散させ、前述のようにたった一色で豊かな濃淡による空間の凹凸を表現してくれます。他の色がその色自体を目的とするのに対して、無色である白はそれゆえに建築空間を作る上で自身のみならず光までも自在に味方にできる特別な存在です。



吹き抜けを中心に各空間がぐるりと周りを取り囲む部屋構成。あっさりとした白であるからこそ日の光の動きを一層感じる空間になっています。


家じゅうに間仕切りが少なく、それぞれの用途空間を流れるようにつなげて全体の大きな空間にする手法は北海道らしさ満点ですよね~(笑)


右手のグレーの三角形がスキップフロア、左手のカウンターは吹き抜けの手すりを兼ねる。居間の奥に家庭事務のコーナーが見え、衝立でやんわりと居間の賑わいから隔てられている。


建て込んだ住宅街を敷地にするロケーションに配慮して注意深く位置や大きさを検討された開口部。柱や梁といった構造材が現れるシーンは極端に少なく、床、壁、天井の3種類で空間を構成してゆく手法が支配的。



さて今度は私の後輩でもある女性建築家の櫻井さん(向かって右)の倶知安の住宅。彼女は平尾建築事務所の出身。林業によるまちおこしで有名な下川町のエコハウスは彼女の設計。こちらも新進気鋭の女性建築家、これからの活躍が楽しみです。



一見して分かるように彼女の場合は色彩をあえて抑え木質の生成りの他には白のみで空間を作っている印象。手の込んだスタイルが好きな人から見れば工事中?とばかりに、あっけなく思うかもしれないけど、それほど慎重に主張を抑えた、自然な大らかさが倶知安という田舎にふさわしいリラックスした空気感を生み出しているように思います。家というよりは建築家の「作品」にありがちな、こう住め!、これを置け!といった押し付けがましさのない室内は建て主とその家族や友人たちにとって居心地の良いものでしょう。特に週末は楽しいものとなりそうですね~(笑)。生成りの木仕上げの室内は木材の反りや曲がり、日の光による色焼けまでを含めて家族の歴史を刻む豊かな表情を見せてくれそうです。色彩はシンプルな分、空間を特徴つける要素に床、壁、天井ばかりでなく構造が加わるところが彼女の大きな特徴。


頭上を縦横無尽に走る大梁が家の構造をシンプルに見せている。照明はほとんどが点光源によるスポット。



大空間の中央に置かれたアイランド型キッチンが北海道っぽい!


カラマツ積層合板を木目が透けるように白色で色付けしてあるキッチン。製作はもちろんクリナップ直需事業部。


階段とその横に吹き抜けの空間を配するのは作者の好みなのだろう。階段の左横に見えるのが玄関。


家全体の大きさからすると面積的にはかなりコンパクトながら大開口や視線の開放を上手に使い狭さを感じさせない土間玄関。

さてみなさんいかがだったでしょう?ぱっと見の印象は随分と違いますが、たとえば間仕切りを無くして空間同士を流れるようにつないでゆくところだったり、壁の白を用いた光の使い方だったりは似ているところがあります。彼らのような若手がさらに北海道の建築を面白くしてくれることを心より願っています。おじさんも負けないけど!(笑) 

両家の建て主さまへ

このたびは竣工おめでとうございます。また見学をお許し願いまして心より御礼申し上げます。おかげさまで学びを深める大切な機会をいただきました。今後のご家族のみなさまのご多幸を心よりお祈りしています。

今日はくるりの曲を二人に贈ります。これからも素敵な家をたくさんつくってください。(笑)

Dewのカバーで:ばらの花 https://www.youtube.com/watch?v=mBSKWGnkbGs

やっぱくるりはくるりというかたはこちら!


2014年2月25日火曜日

日曜は八戸の皆さんと

日曜日は八戸の工務店さんのグループご一行を「恵庭の家」の現場にお迎えいたしました。㈱キクザワの現場所長であるK次長、KJ棟梁、飯田WWSのW専務にもお手伝いいただき、学びを深めるよい機会となりました。先週は昨日のものも含めて3回視察を受け入れましたが、その内二回までが本州の皆さんです。少しづつ北海道の建物が見直されてきたことは作り手の一人としてとても嬉しい事です。どうか皆さんの手で素敵な「八戸の家」を作って下さい。そしてその時は真っ先に私に教えてくださいね~。(笑)みなさまのご活躍を心よりお祈りしています。
 
 
「恵庭の家」現場にて、K所長、KJ棟梁、今回のコーディネーターであるSさんと。「間仕切りがない~」、「居間が二階?」等々かなりめずらしげな様子の八戸のみなさん。白樺から作るエコシラ合板もとても気に入っていただけました。(笑)

リプランさんの二階をお借りしてセミナーの様子。


2014年2月21日金曜日

恵庭の家 オーダーキッチン工事

夕闇に浮かび上がる「恵庭の家」外部は板貼りが進行中。南側の家庭菜園を見下ろす大窓が出来上がりました。冬の夜は暖かな光が漏れてよいのではないでしょうか。しかし内部では造作工事の目玉であるオーダーキッチン工事が進行中。「恵庭の家」を担当するのはキッチンハウス札幌のY女史。エコシラ合板を使った美しいキッチンを作っていただきました。
 
全員でバックカウンターの3mのステン天板を取り付ける。「恵庭の家」はお料理好きの奥さんのためにキッチンスペースのボリュームを特にゆったり設計しています。フロントカウンターはシンクとガス台が一体式で間口が2.4mあり、AEGの食器洗浄機やグローエの混合水栓を装備しています。天板は私の地元、発寒鉄鋼団地で研磨されたものです。

センターテーブルのボックスを組んだところ。材料は低圧メラミン化粧板。もの凄く重たいですが耐久性は抜群です。 

天板の仕上げはキッチンハウス独特のきめの細かいバイブレーション仕上げ。天板の木口は20mm厚。シンクの両側にはワークスペースが配置され右利きでも左利きでもストレスがありません。よくシンクの左右どちらかにしかワークスペースのない設計を見かけます。シンクを大きくしたいという要望のせいかもしれませんし、設計者にそうした思惑が希薄なのかもしれませんが水場の左右にスペースがあるととても助かります。一方で注意することは、対面型キッチンは従来の壁を向いたI型とは異なる使いこなしのセンスが主婦に求められます。洗い桶や三角コーナー、布巾に、レードルやターナー等々。今まで使いやすさ優先でなんでも天板に並べていた感覚のままぐるりと回れ右をした時を想像してみて下さい。(笑)対面型のレイアウトは居間から見ると居間の一部にキッチンがインテリアとして加わるわけですから、当然雑然とした雰囲気になります。背中を向けることを最近は嫌う傾向にありますが、背中を向ける≒手元が見えづらいから上手く成立していたLDKの距離感がそのままでは崩れてしまうのです。そこで天板の上に極力物を乗せない、見せないセンスで使いこなすことが対面型のレイアウトを素敵に生かすコツになります。具体的にはレードル(お玉)やフライ返し、ターナーといったものは見た目がシンプルな厨房用のステンレス製に変えて、レンジフードに吊るすとか、洗い桶は食洗機を導入した場合は思い切って置かないとか、まな板はキッチン本体に収納できるタイプを選ぶとか、普段から見せるところ、隠すところを意識してキッチンとその廻りを使いこなしてほしいと思います。

こちらは同時給気排気式のレンジフードを取り付けているところ。従来のレンジフードは排気専用のために家の内部が負圧になってしまい。玄関ドアが重たくなったり、ストーブの炎が消えたりするトラブルがありました。非常に高い気密を必要とする300mm断熱の現場ではこうした影響を防ぐために排気しながら給気も行うタイプのレンジフードにしています。さてあちこちが細かく出来上がってきました。楽しみですね~(笑)
 
ところで今朝の真央ちゃんは素晴らしかった!ほんとうに光り輝いていました。6種類の3回転ジャンプを含むジャンプの回数は合計8回!自らのシーズンベストを6点も上回った。完璧でした。演技が終った後、こみ上げる想いに一瞬、顔をしかめた姿にこちらまでぐっと来ました!今までごくろうさま!そして感動をありがとうございます。なによりリンクに詰めかけた観衆のみなさんにお礼を言います。みなさんの国にも素晴らしい選手がいることでしょうしかし隣の国にも同じ選手がいることをみなさんは大声援で認めてくれました。ほんとうに嬉しかったです。
 
今日は真央ちゃんと観客の皆さんに最高のラフマニノフをお贈りします。