今日は長男の卒業式でした。
普段は着慣れない背広を着て、妻とは離れて私は来賓席へ。
校長とPTA会長の祝辞を聞き、卒業証書の授与。
あっという間の義務教育も終わり、もうすぐ高校生活が始まる長男。
いつの間にこんなに大きくなったっけ?
在校生と卒業生の合唱の頃には、不覚にもほろりと来そうになる。
思えばいろいろあったよね~。(笑)
おい息子よ、これからはいろいろ頼んだぜ~!
今日は、心から おめでとう!
やはり卒業式はこの曲!
http://www.youtube.com/watch?v=AHMDTO7sBv0&feature=related
卒業を迎える全ての子たちに贈ります。
http://www.youtube.com/watch?v=cAdpzhIQQbU&feature=fvst
2012年3月11日日曜日
春光の家 お引渡し
2012年3月10日無事、「春光の家」のお引渡しが完了しました。
思えば2010年の10月から始まった「春光の家」の計画、1年5ヶ月の間にはさまざまな出来事がありました。学生から修行時代を過した旭川の仕事。初心にかえって精一杯努めようと思いましたが、実現までには素晴らしいクライアントさんをはじめ、たくさんの方々の知見や心からの協力が最大の原動力になりました。
熱環境的には圧倒的に不利となる大規模な平屋でありながら建物の断熱や省エネルギーの計算を一手に引き受け、気密をはじめとする性能検証に尽力してくれたDr.タギ氏。
一年で最も困難な季節にありながら、工夫に工夫を重ねて現場を切り盛りした㈱橋本川島コーポレーションのN所長、計画から着工までをサポートしてくれたT課長、積算課のMさん。外装の膨大な杉板貼りや手の込んだ意匠を受け持ち、最高の気密性能まで実現してくれたK棟梁とM職長。旭川大工の優れた技量を楽しみにしながら毎週現場に通うのがとても待ち遠しかったです。
家中に光を溢れさせ、透明度の高い空間が自由に連続することを可能にしてくれた㈱エンヴェロッブのYさん。高い性能要求値に見事に答え最高のトリプルガラスのスクリーンで中庭を囲んでくれました。ほとんど全てガラス貼りにもかかわらず性能は一昔前の10cmのグラスウールと同じというスペシャルトリプルガラスには恐れ入りました。すっかりおなじみになった遮熱ブラインドも大活躍です。
室内の造作家具の全てを担当した㈱匠工芸の二代目Kさんには、さまざまな難題を解決していただきました。クライアントが心から愛する地域ブランド「旭川家具」。中でも匠工芸のものは和の精神を現代的な美学で表現するデザインが多くのファンを生んでいます。割れをはじめとする木の欠点をむしろ積極的に技で美に変える姿勢は、簡素でありながらも、上質な作り手の良心を伝えています。今回も全ての家具には「匠」の焼印が入れられ同社の市販品を凌ぐ仕上げが施されています。
屋根を担当した㈱プロテックのYさんと0勾配屋根を教えてくれた先輩建築家の小室さんなしではこの建物を特徴付ける塔屋の連続するアイディアは成立しませんでした。複雑な形状にマッチする信頼性の高い防水とそれが今までの北国が抱える屋根の問題点を大胆に解決してくれました。
室内の汚染空気を回収しその熱でヒートポンプを稼動し暖房と給湯のお湯を造るという寒冷地向けのHPユニットを提案してくれたガデリウス㈱のKさん。今後のデーター取りが楽しみです。
ガスと電気二つの調理の熱源を持ち、コの字型の洒落た製作キッチンを担当してくれたクリナップ㈱直需事業部のIさん。毎回ながら見事な出来栄えでした。通常の家の3倍の照明回路や間接照明を丁寧に仕上げていただいた㈱亀谷電設のK専務。初めての室内空気回収型のヒートポンプに取り組んでいただいた㈱アサダ設備工業のI部長。「チーム旭川」の全員にこの場をお借りして心より御礼申し上げます。また貴重な経験とチーム全員に素晴らしい仕事を与えていただきました建て主さま、ほんとうにありがとうございます。いただいた貴重な経験をもとにますます精進したいと存じます。
リビングから中庭の眺め
キッチンから食堂を見る。
ブラックチェリーの突板を用いた洗面化粧台の4点セット
洗面所の上部には専用の天窓が設けられている。
■データー(「春光の家」)
①:Q値 0.9W/㎡/k(機械換気0.3回/h)
②:C値 0.2cm2/㎡(建物完成時)
③:必用暖房容量 6.5kw(*:但し外気温-13℃、室温22℃の場合)
*但し暖房対象面積:248㎡/75坪
④:断熱 フェノールフォーム90mm外貼+GW24kg/m3
壁:35cm、屋根:40cm相当(グラスウール24kg/m3換算)
⑤:換気 1種熱交換換気HP
⑥:暖房 土間下:低温水パイピンング、補助:電気式パネルヒーター
⑦:給湯 電気温水器(但しお風呂のみ)
今日の気分は映画のエンドロールですね~(笑い)
ご一緒にインデイーでもいかがでしょう。
http://www.youtube.com/watch?v=-bTpp8PQSog&feature=related
2012年3月8日木曜日
春光の家 が完成です
本日は、「春光の家」の完了検査。ERIさんを札幌から呼んで無事検査終了です。
次はおなじみDr.タギ氏による最終的な気密測定。結果はC値が0.2cm2/㎡と最高の結果になりました。M職長とN所長揃って安堵の笑顔がこぼれます。
現場もあと少しでお引渡し。長かった平成23年度の仕事がようやく終了します。
非常に明るい中庭の風景と隣の家の窓がどこにも見えない「俺の空」を切り取った居間の眺めです。
自分の家の中から自分の家の外壁を眺めるという貴重な?体験ができます。(笑)
中庭を囲む回廊の一部です。
今日はアラン ホールズワースでもいかがですか、彼のギターは最高ですよね~。憧れます!
2012年3月6日火曜日
建築ジャーナル
建築ジャーナルの2012年3月号に特集として掲載していただきました。
この場をお借りして御礼申し上げます。
特集:「建物修復に力を入れろ!」の中で「西岡の家」の事例とともに建物の熱環境の大切さをお話させていただきました。ご興味のある方はぜひご覧下さい。
建築ジャーナルHP http://www.kj-web.or.jp/
震災以降、建物の基本的な要件を見直す必要を強く感じます。
耐震性は予算の多寡にかかわらず、建築全てに求められる要件です。しかし今後は省エネとかCO2の削減とか環境負荷の低減を言うより前に建物本体(パッシブ)の熱環境の整備を大切にしてほしいと思います。その理由は前者が災害時の一瞬の力に耐えるための備えであるのに対して後者がその後必ず訪れるであろうエネルギー途絶に対する備えだからです。
大切なのは、とりあえず建物さえ壊れなければ、エアコンやストーブに頼らなくても、熱中症や低体温症を免れる設計思想に今後は改めてゆく勇気を持つことだと思います。
まだまだ社会的には、断熱性は寒さに対する欠点対応に位置づけられ、その地域の年間平均気温に対して最低限行えばよいとの認識が一般的でしょう。しかし普段からエネルギーを食う設備ではなく、むしろ建築を最大限(災害時にあわせて)設計する事を震災の教訓から学ぶべきだと思うのです。そうすれば平時は、やせ我慢せずとも大きな省エネが可能ですし、非常時には安全な避難所として役立ちます。こうした意識の改革は作り手である私たちが謙虚に今までの姿勢を反省し自ら正すべき事柄だと思います。
これからは耐震性とパッシブな熱環境!を
最新鋭のローテクで! なんていかがですか?(笑)
今日はミッシェルブランチどうぞご一緒に!
http://www.youtube.com/watch?v=2aViAxK3SKU&feature=relmfu
この場をお借りして御礼申し上げます。
特集:「建物修復に力を入れろ!」の中で「西岡の家」の事例とともに建物の熱環境の大切さをお話させていただきました。ご興味のある方はぜひご覧下さい。
建築ジャーナルHP http://www.kj-web.or.jp/
震災以降、建物の基本的な要件を見直す必要を強く感じます。
耐震性は予算の多寡にかかわらず、建築全てに求められる要件です。しかし今後は省エネとかCO2の削減とか環境負荷の低減を言うより前に建物本体(パッシブ)の熱環境の整備を大切にしてほしいと思います。その理由は前者が災害時の一瞬の力に耐えるための備えであるのに対して後者がその後必ず訪れるであろうエネルギー途絶に対する備えだからです。
大切なのは、とりあえず建物さえ壊れなければ、エアコンやストーブに頼らなくても、熱中症や低体温症を免れる設計思想に今後は改めてゆく勇気を持つことだと思います。
まだまだ社会的には、断熱性は寒さに対する欠点対応に位置づけられ、その地域の年間平均気温に対して最低限行えばよいとの認識が一般的でしょう。しかし普段からエネルギーを食う設備ではなく、むしろ建築を最大限(災害時にあわせて)設計する事を震災の教訓から学ぶべきだと思うのです。そうすれば平時は、やせ我慢せずとも大きな省エネが可能ですし、非常時には安全な避難所として役立ちます。こうした意識の改革は作り手である私たちが謙虚に今までの姿勢を反省し自ら正すべき事柄だと思います。
これからは耐震性とパッシブな熱環境!を
最新鋭のローテクで! なんていかがですか?(笑)
今日はミッシェルブランチどうぞご一緒に!
http://www.youtube.com/watch?v=2aViAxK3SKU&feature=relmfu
2012年3月3日土曜日
ニセコの家
今週は久しぶりに「ニセコの家」へ行きました。
今年は各所で大雪が続いていますが、ニセコも凄い!
ほんとうに驚いたのはその量の凄まじさ。
今年は各所で大雪が続いていますが、ニセコも凄い!
ほんとうに驚いたのはその量の凄まじさ。
南側は半分落ちた後に残りの上に激しく降り積もったのが分かります。
北側はこのボリュウム。凄いです。
今日はオリアンティー。相変わらずかっこいいです。
2012年3月1日木曜日
春光の家 内装工事03
いよいよ大詰め!内装、最後の追い込みで現在床タイルを貼っています。中庭をガラスの回廊が囲む特徴的な空間。
中庭の空には極力隣家の建物や屋根が入らないように検討した結果がこれ。敷地の周囲は建て込んだ住宅街ながら「俺の空」を獲得することができました。
私のインテリアは最近、和風のテイストが強いように思います。突き当たりの壁の色やテクスチュア(素材感)を変えることは床の間と床奥の関係に似ていますし、建具に突板以外の貼物を好むのも札幌の建築家の中では珍しいと思います。引き戸がドアよりも好きなところなんかも同じでしょう。
引き戸を開放した時に視線の突き当たりに責任を持つこと。小僧時代に師匠から教わった基本はとても大切なメソッドになっています。続きの部屋の奥にちらりと見える建具の柄をどのように扱うか?毎回ながら悩ましい問題です。(笑)
天窓に続く光チューブが中庭から離れた部屋も想像以上に明るくします。
今日は大好きなPacoなんて一緒にいかがでしょう?
提案、提案、また提案
すこしブログがおろそかになっていましたが。(笑)
相変わらず業務は忙しく幸せにこなしておりました。
この季節は毎週が提案(プレゼン)の嵐のシーズン。日々計画案に向き合う毎日です。
デザイン性と環境性能の両立を目指してスタートした300mm断熱プロジェクトも早3年が経過し合計7棟の建物が完成しました。その間に、環境的な意識はさらに高まり、昨年の東日本大震災では私たちの社会の在り様が厳しく問われる結果になりました。暮らしの中から排出されるCO2が全国最大級の北海道でも札幌市が独自の省エネ基準を策定し、環境先進国として知られるドイツとほとんど同じ水準の性能を建物に求めてゆくことになりました。
今日はDr.タギと秘密の作戦会議。
先日プランが固まった案件の各部の断熱構造を綿密に打合せします。
相変わらず業務は忙しく幸せにこなしておりました。
この季節は毎週が提案(プレゼン)の嵐のシーズン。日々計画案に向き合う毎日です。
デザイン性と環境性能の両立を目指してスタートした300mm断熱プロジェクトも早3年が経過し合計7棟の建物が完成しました。その間に、環境的な意識はさらに高まり、昨年の東日本大震災では私たちの社会の在り様が厳しく問われる結果になりました。暮らしの中から排出されるCO2が全国最大級の北海道でも札幌市が独自の省エネ基準を策定し、環境先進国として知られるドイツとほとんど同じ水準の性能を建物に求めてゆくことになりました。
今日はDr.タギと秘密の作戦会議。
先日プランが固まった案件の各部の断熱構造を綿密に打合せします。
あまりに高水準の要求にたじろぎながらスケッチを進めるDR.タギ氏。(笑)
2012年2月19日日曜日
今日はOFF
今日は久々のオフ。先週先々週と内覧会が続き、休みが取れなかったことと、今はまさにプレゼンテーションの最盛期。雪解けの着工を待ちわびるクライアントさんに対して新居の提案を行う時期ですから、よいプランができるように、頭と体のリフレッシュを兼ねて山に行ってきました。
たくさんの雪と寒さ、澄んだ空気と静けさ。スノーシュー(カンジキ)を付けて、ザックを背負い山に分け入ります。
今頃は、エゾシカに北きつね、山ウサギに、狸なんかが山の主です。森を歩くと分かるのですがちゃんと道ができていて、ついてゆくと彼らの食事の跡に出くわしたり、たまには本人たちに出会ったりします。(笑)
大都会のすぐ隣で、こんなにも手軽に森を体験できるのはとてもわくわくする体験ですよね~。
もう忘れてしまいましたが、昔は手稲山の頂上から尾根づたいに西野や宮の沢に降りるルートがあって、子供心にわくわくしながら連れて行ってもらいました。
鉄塔の真下を通り。
遥か遠くに札幌の街を望みながら...
ひたすら山の中を汗だくになりながら登ります。
最近ではずいぶん安くなったスノーシュー。5000円以下でよい物が買えますから、ぜひ皆さんも近くの山に出かけませんか?すっごく楽しいですよ~。
お勧めは、山の上級者と行くスキーやスノボを担いで登る登山。新雪の中を滑るのは最高の気分です~。
今日はG.ウインストンなんていかがでしょう。
2012年2月17日金曜日
春光の家 内装工事02
外部足場を解体し、窓のほとんどない外観が現れました。外部はほとんど杉板と破風の板金でかなり閉鎖的な印象を狙っています。素材を極力シンプルにすることで、軟石や煉瓦の倉庫のような静かな佇まいを街並みに与えたいと思いました。
室内に貼り込まれたタイル。割り肌と凹凸に光が陰影と表情を与えます。使用目的はもちろん意匠的な面白さがメインですが、室内に少しでも熱容量の大きな材料を使いたいと思ったのも動機の一つです。壁でも窓でも断熱性を高めてゆくと室内はどんどん穏やかで快適な温度環境に近づきますが、床や壁に大きな熱容量のものを使うと仕上げとしてさらに理想に近づきます。
今日はエルガーのチェロ協奏曲なんていかがでしょう。デュプレ好きのお父さんにも(笑)
http://www.youtube.com/watch?v=0rNIohqHJwE&feature=related
2012年2月14日火曜日
春光の家 内装工事
春光の家では内装工事に入っています。もうすぐ外部の足場も取れて特徴的な外観が姿を現しますが、今室内では、大工のM職長とN所長そして札幌のPCの前に陣取る私との間で壮絶なディティール決定戦が行われています。(笑)
みなさんご存知のように私のつくる建築の細部は他とは異なっています。建築家の中でも極端とまでは言いませんが、ものと、ものとの取り合いにはこだわるほうです。(まあこだわらない建築家なんて..もともといませんけど/笑)
たとえば赤くきれいなカラマツの柱にガラスがシュッと入る感じ。当然、野暮ったい枠なんて付けないで~とか、床のタイルからぬっとガラスが立ち上がる感じ。もちろんごつい巾木なんてNGよ~。とか...
まあ~自分で聞いていても呆れるくらいあちこちにウルサイ、ウルサイ。
AB型の悪い癖で大らかかと思えば、途端に神経質になり、時にはやり直しをお願いしたりもします。現場員の名誉のために言っておきますが、基本的にやり直しが多い現場は建築家の責任も大きいのです。どのように作ればよいのかをしっかり伝えておかないから事は起こるわけで、一人前なら、中途を見ても完成までが、ピンとこないといけません。
柱にガラスをシュッと入れるディテール(細部)
巾木はタモ材で作られ壁と巾木、巾木と床との間にそれぞれ目地が入るもの。壁のクロスは巾木の上でピシッと揃うように端部には目透シフクビを入れる。壁の出隅は6Rの面木で丸くアールを取る。
浴室と室内の巾木の取り合い。極力ステン枠が床に埋まるように考える。ステン枠の見付けは本来25mmだが壁のコーナー面木をかぶせて15mmしか見せない。
壁は塗装。天井はクロスのため双方の取り合いをしっかり見ておく。
「春光の家」の特徴は引き込みの建具のバリエーションの多さ。上の写真は、右から左へ来るフスマの止め枠と手前から壁の中に隠れてしまう建具の取り合い部分。くう~っ難しそ~...
謎の溝切!これはいったいなにか??お楽しみに~(笑)
汚れが落とされ美しく顕された天井部分。
今日は、ドボルザークなんていかがでしょう?
2012年2月13日月曜日
内覧会を終えて
2/11.12の二日間に渡り開催した「北25条の家」の内覧会。雪祭りの最終日とブッキングし、激しく雪に見舞われる中、60名を超える方々にお越しいただきました。この場をお借りして心より御礼申し上げます。札幌以外から来ていただいた方もいてほんとうに嬉しく思っています。
小さくて大きな「北25条の家」のLDKは大好評でした。
建物の横からスッと入る玄関もかわいらしくて好評でした。
通りから少しだけ室内が見える。逆に室内からは通りが全て見渡せる窓です。
2階のバルコニーは年間を通じて暮らしに必要な半屋外の空間を提供します。
「北25条の家」専用にデザインされた内照式照明は反射板が空中に浮遊する感じを狙いました。
今後、さらに少子化が進み、マイホーム取得中心世帯の規模も縮小する中で、シンプルでリーズナブルな小さな家へのニーズは益々増えると思います。建築とはほんとうに不思議なもので、小さいものは小さいなりに、大きなものはまたそれなりに不思議な魅力を秘めています。しかし双方に共通していることは、どちらも徹底的に突き詰めねば絶対によい間取りは生まれないということでしょうか?
また私たちチームのために快く現場をお貸しいただいた建て主さまに、心より御礼申し上げます。小さな家を単に狭い家で終わらせないための設計的な挑戦は建築家として何物にも変えがたい体験になりました。素晴らしい学びの場を忘れることなく精進したいと存じます。
今日はモンドグロッソ!ブラジリアの風景と共にいかがですか?
2012年2月10日金曜日
明日は「北25条の家」の内覧会
夜は9:00までやっていますから、ぜひ遊びに寄ってくださいね。
たくさんのお越しをお待ちしています。
付近は住宅街なので、車でお越しの際は廻りの迷惑にならぬようにお願いいたします。
近くには駐車場も多い地域ですのでぜひご協力をいただければ幸いです。
詳しくはhttp://ako-re.blogspot.com/2012/02/blog-post_09.html
今日は財津さんなんていかが?
http://www.youtube.com/watch?v=xT5cvxt5fDo
宮ノ丘の家 お引渡し
おかげさまを持ちまして平成23年度長期優良住宅「宮ノ丘の家」は無事完成いたしました。工務店さんは、最後のだめ直しを行い。もう一度念入りに最終美装を行います。私も工事中の微修整を図面に落とし込み竣工図をまとめます。想えばクライアントさんと初めてお会いしてから1年以上が過ぎ、今は感無量です。二月の気持ちよく晴れた日に建て主さんにお引渡ししました。
新築なのに落ち着いた感じを、断熱のテクニックを用いて実現しようと思いました。
白い壁と清楚な木肌が調和する北海道の室内をクライアントさんと共に考えました。
構造を隠すことなく顕して、リズミカルな景色を感じる内装を目指しました。
森に暮らす素敵さをいつも味わえるとよいと思います。
青白く暮れる冬の夕方は、照明の映える素敵な時間帯です。
天井が高いので、普段の使い勝手を考えて、照明は白い壁の反射を利用して、全て手の届く位置に取り付けました。
青白い寒さと、暖かな家の明かりは北国の住いの魅力だと思うのですが。
階段室からはお隣の家が。
玄関を入ると来訪者を迎える吹き抜けと階段です。
雑木林の中に佇む「宮ノ丘の家」春が待ち遠しいですね~。
玄関にはペレットストーブが赤々と燃えています。
中でも最高に人気だったのは森の風景を感じることのできるキッチンでした。シンプルなステンレスの美しさや大きな開放感は北海道という土地の魅力だと思うのですが。
「チーム宮ノ丘」の全員へ!ほんとうに今までごくろうさまです。
相変わらず道内の景気は厳しいけれど、またよい仕事を一緒にいたしましょう!
北海道の建築が全国の名物になるようにまた一緒にがんばろう!
今日は、こんな気分です。(笑)
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