築4年目を迎えた「桂岡の家Ⅱ」外壁の道南杉が味わいを増してきました。
よく「メンテナンスのいらない外壁材はありませんか?」なんてクライアントさんに尋ねられますが・・正直、一生傷まない外装なんてありません/笑。
但し、その経年変化を傷みではなく味わいに置き変えることは可能です。
その変化をポジィティブに理解できる建て主にとってはこうした変化は全然残念なことではありません。
実際に桂岡の家Ⅱの外壁を見て、経年劣化で傷んでいると感じる人もいるかもしれませんがとんでもありません。むしろ強度は増してより丈夫になっています。
木外装は通気層を介して正しく使われることでゆっくりと乾燥が進み、とても丈夫な外装に変化して行きます。その自然な風合いは周囲の緑と実に相性がよく、北海道の住まいを表現する上でこれ以上はないと思っています。
もちろんガルバリュウムの外装も職人さんの手技が感じられて大好きなのですが・・どうしても鉄板自体の色が褪せてくると旬を過ぎた感じがしてしまいます。
もちろん好みの問題ではあるんですけどね/笑
今日は原田知世さんなんていかが 海の見える桂岡の家Ⅱに似合います